6th、1995年、アメリカ・ニュージャージー
ハード・ロック
Mercury
つい最近ロックの殿堂入りを果たした、特に日本人にはなじみの深いアメリカのロックバンド・Bon Jovi。
彼らが1995年にリリースしたアルバム。
ぼくの母親はリアルタイムでBon Joviのファンになった人で、家には『
Slippery When Wet』(1986年)のレコードがありましたし、CDも何枚かありました。
その中で、おそらく『Slippery~』の次あたりに聴いたのがこのアルバムだった覚えがあります。『Bounce』(2002年)だったかも?いずれにしてもちょっと地味な選択ですよね。
確かに『Slippery~』とか『Keep The Faith』(1992年)などと比べれば地味な作品かもしれないですけど、曲の良さはぴか一。
この時期のリッチー・サンボラの枯れたギターの音色がたまらないんです。ジャケットの色味そのまんまのサウンドが聴いててホントに気持ちいい。
(パワー・)バラードの良曲が続くのですが、そんな中でハードにロックしている「Hey God」「Damned」の力強さがガツンと響きます。
この頃のバンドは過去の栄光によってしっかりと基盤を築きながらも、今のように「オワコンバンド」として認知されているわけでもなく、本当に「成熟」という言葉が似合う良いバンドだったんだと思います。
Bon Joviの名盤を挙げろと言われたら、ぼくは『Slippery~』と『
New Jersey』(1988年)と、あとはこのアルバムを挙げます。それくらいに大好きな作品。
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