Trivium / Ember To Inferno

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1st、2003年、アメリカ
スラッシュ・メタル / メロディック・デス・メタル

若武者のデビューアルバム


現在では新世代メタルを代表するバンドとしての風格さえ漂わせる彼らの、2003年発表のデビューアルバム。リリース当時マット・キイチ・ヒーフィー(Vo, Gt.)は17歳だというから驚き。
もともとはトラヴィス・スミス(Ds.)の誘いで結成されたバンドらしく、このアルバムに参加しているブレント・ヤング(Ba.)は今作限りで脱退している。つまり、この作品はこの3人によって制作されたということになります。

現在は結構ヘヴィながらもキャッチーなオルタナティヴ・メタルのようなサウンドの彼らですが、このアルバムでは完全に今とは異なったサウンドを聴かせてくれます。
リフはスラッシュ・メタルのように畳みかける感じの攻撃性が高い感じで、ボーカルもほとんどがスクリームで、ところどころメロデスの雰囲気もあります。今では「現代のジェームズ・ヘットフィールド」とも称されるマットの歌唱ですが、このアルバムではまだ未熟な面も見られます。

様式美チックな荘厳なイントロに導かれて始まる#2"Pillars Of Serpents"はスラッシュ・メタル由来のゴリゴリなリフで散々押していって、最後の最後でメロディックな側面を見せつけるといういかにもこの時の彼らっぽい一曲。
タイトルトラック#6"Ember To Inferno"は逆にアグレッシヴながらもメロディアスなリフが全編にわたって聴ける良曲。リズムの緩急もついていてツボを心得てるなぁという印象。
でも全体の印象としては個々のリフはかっこいいんだけど似た曲が多いし、インパクトのある曲も上記2曲くらいでした。
2nd「Ascendancy」からのレベルアップが凄まじかったみたいですね。
その証拠にボーナストラックとして収録されている2ndにも再録されることになった2曲(#13"Blinding Tears Will Break The Skies"、#14"The Deceived")がちょっと浮いて聞こえます。

でもこのバンドのファンだったら聴いておくべき1枚ではないでしょうか。

★★★☆☆

#2"Pillars Of Serpents"


#6"Ember To Inferno"


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Theme: HR/HM - Genre: 音楽

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