Rainbow / Long Live Rock 'N' Roll

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3rd、1978年、イギリス
ハード・ロック

三頭政治が遺した偉大なるアルバム


このアルバム、聴くのは初めてだと思っていたら、聴いていくとどれもどこかで聴いたことのある曲ばかり。・・・おや?
実は、僕の父がリッチ―のファンでして、父が若いころ録音したいろんなテープを、僕があさっていろいろ聞いていた時期がありまして。たぶん小学生か中学生の頃だったと思います。
このアルバムとあとRainbowだと「Difficult To Cure」とかは思えば当時聴いていた思い出があります。
今回改めて聴いてみるとなんてかっこいいアルバムなんだ、と。今になってこのアルバムの真の偉大さがわかってきました。当時はこれしか知りませんでしたが、あれからいろいろ聴いてからこのアルバムに立ち戻ったときに、圧倒されました。

今回特に圧倒されたのはやはりコージー・パウエル(Ds.)のすごさ。まず録音がよくありません?当時にしてはかなりクリアな音で聴けてうれしい限りです。
#4"Gates Of Babylon"はリッチ―のギターソロが注目を集めがちですが、この曲を通じた緊張感のようなものは彼の躍動感あふれるドラムから生まれているように聞こえました。
もちろん#5"Kill The King"は外せない名演ですね。ここまでの疾走感を出せるドラマーがその時代いたでしょうか。何度聞いても興奮します。

リッチ―・ブラックモア(Gt.)、ロニー・ジェームス・ディオ(Vo.)、そしてコージー・パウエルという伝説的な「三頭政治」時代はこのアルバムで幕を閉じてしまうわけですが、このアルバムの完成度を見るとなんて惜しいんだという気持ちにさせられます。
このメンバーでもっとアルバムを作っていたらこんな作品がもっともっと聴けたのではないか・・・?こんなことを言っても仕方ありませんが。

#1"Long Live Rock 'N' Roll"はミドルテンポながらリフ・メロディともに非常にキャッチー。まさに「ロックンロールばんざ~い!!」と両手を挙げて叫びたくなるような一曲。
#2"Lady Of The Lake"は哀愁がかったメロディーを歌い上げるロニーのボーカルを堪能できる一曲。本当にこの時のこのバンドの作曲の力は脂がのっていたんだなぁと思います。

そして名曲#4"Gates Of Babylon"。ミステリアスなキーボードソロから始まり、リッチ―お得意の中世風のメロディの「これぞRainbowだ!!」といった雰囲気の曲が始まります。サビの雰囲気を作っているキーボードもまた最高。そして何といってもこの曲はギターソロ。とにかくドラマティックなんですよねぇ。リッチ―ここに極まれり、といった感じ。

#5"Kill The King"。きました。これまたHR史上に残る名曲。このイントロでテンションが上がらなかったらこのジャンル向いてないです。この攻撃性、何度聴いても鳥肌立つこと間違いなし。

そして最後を飾るバラード#8"Rainbow Eyes"。ここまであまりロニーに触れませんでしたが、これはまさにロニーのための曲。ギター、ストリングス、そしてフルートのもの悲しげな伴奏に、彼の妖しく、そしてもはや神聖な雰囲気も醸し出すほどの素晴らしいボーカルが乗っかり、なんとも神々しい世界を作り出しています。

全曲素晴らしい。これぞ名盤。

★★★★★

#1"Long Live Rock 'N' Roll"


#4"Gates Of Babylon"


#5"Kill The King"
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Theme: HR/HM - Genre: 音楽

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