Carcass / Necroticism - Descanting The Insalubrious

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3rd、1992年、イギリス
デス・メタル / メロディック・デス・メタル

デス・メタルへの急接近


イギリスはリヴァプールから鮮烈なデビューを飾り、その凄惨なアートワークとエクストリームな音楽性、医学用語を詰め込んだ支離滅裂な歌詞から「リヴァプールの残虐王」の異名をとったCarcass。通算3枚目のアルバムがこちら。
初期2枚はグラインド・コア / ゴア・グラインド的な音楽性だったのが、今作からは正統派なデス・メタルよりのサウンドに。
現在Arch Enemyなどで活躍するマイケル・アモットがこのアルバムから参加しています。

このアルバムの見どころの一つがそのユーモアあふれる邦題。アルバムの邦題は「屍体愛好癖」。曲目は、
#1"屍体で花をさかせましょう"
#2"人体ジグソーパズル"
#3"疫魔交響曲第二番"
#4"由緒正しき屠殺場"
#5"硫酸どろどろなんでも溶かす"
#6"肉体不協和音"
#7"リゼルジン酸による嘔吐、吐瀉物による洗浄"
#8"若き臨床科医の肖像"

なんとも悪趣味!最高ですね。

Carcassのアルバムはこれ以外聴いたことがないので比較ができないですが、これ単体で聴くとフツーにメロデスよりのデス・メタルって感じですね。
この一枚あとの「Heartwork」はメロデスの名盤とされていますが。
このアルバムではところどころのリフでメロディアスな側面が聴けるくらいにとどまっています。
マイケル・アモットはデビューから弾きまくってます。泣きのソロもところどころにありますし。
そしてソロにもいちいち名前がついてるのが面白いです。
「M.アモットの合成体液肥使用園芸学」とか「W.G. スティアーの永遠の修羅場と禁忌界への昇天」とか。

そして何といってもリフワークですね。
かっこいいリフが次々と聴けます。
デスメタル黎明期といった雰囲気も含めいい感じです。
1発昇天のキラーチューンがないのがちょい残念。ただリフはかっこいい。

これをベジタリアンのみなさんが作ったっていうのも面白すぎ。

★★★☆☆

#2"Corporal Jigsore Quandary"


#5"Incarnated Solvent Abuse"
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Theme: HR/HM - Genre: 音楽

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