Black Stone Cherry / Between The Devil & The Deep Blue Sea

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3rd、2011年、アメリカ
ハード・ロック / ポスト・グランジ

ヘヴィだけれどもレトロなハード・ロック


アメリカはエドモントン出身の4人組の3枚目となるアルバム。
僕がこのバンドで初めて買ったアルバムです。
2005年のデビュー以降、Def LeppardWhitesnakeNickelbackといった大物バンドたちのツアーに同行するなど注目を集めました。
最近増えてきた70's~80's回帰型バンドの一つなのですが、サザン・ロックやブルースがルーツにあるのが特徴です。
Lynard Skynardなんかと比較されることが多いです。

今作のプロデューサーはハワード・ベンソン。初のタッグでしたが、これがかなりいいバランスに仕上がっています。
すごいハワード・ベンソンっぽいラウドロック的なサウンドなんですが、そこにChris Robertson(Vo, Gt.)のしぶ~い声が乗っかることによって完全にモダンな雰囲気から離れ、そこには70's的なレトロな雰囲気が広がります。
曲によってはめちゃくちゃヘヴィーでモダンなリフだったりするんですが、歌とのバランスでラウド一辺倒にはなっていません。
そして歌メロもかなりキャッチーだったりするので、すごく聴きやすいです。
まさに昔ながらのサザン・ロックを現代によみがえらせたような作品になっています。

最初の曲#1"White Trash Millionaire"はヘヴィながらもキャッチーというこのアルバムを象徴するような一曲。幕開けにはもってこいですね。中間部分のギターソロからのブリッジの感じがすごいかっこいいです。ライブで盛り上がりそう。
この曲と#6"Blame It On The Boom Boom"がこのアルバムの核ですね。
この曲も非常にキャッチー。韻を踏んだリズミカルなボーカルに引っ張られるようなグルーヴが気持ちいいです。
#5"Won't Let Go"はこのアルバムに何曲かあるバラードの中でも一番の出来。ラスサビでの盛り上がりとか鳥肌ものです。
#9"Let Me See You Shake"はゆったりした粘り強いグルーヴがすごい南部出身っぽい一曲。この曲もリフだけ聞くととびきりヘヴィ―なのですが、全然聞きやすいです。
続く#10"Stay"はバラード。やっぱりメロディー作るの巧いよなぁ、こういうバンドって。ツボを心得ています。この曲はアメリカでシングル"Cruise"が大ヒットしたカントリー・デュオFlorida Georgia Lineというグループによってカバーされています。YouTubeでの再生回数が本家をはるかに上回っていてちょっと悲しくなりました。笑
#11"Change"はこのアルバムで一番ヘヴィなリフを持つ一曲。もはやオルタナメタルではないかという勢い。でもかっこいいです。
最期はゆったりした牧歌的バラード#12"All I'm Dreamin' Of"で締めくくられます。

現代におけるレトロ・ロックの一つの完成形かもしれません。

★★★★☆

#1"White Trash Millionaire"


#3"In My Blood"


#6"Blame It On The Boom Boom"
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Theme: HR/HM - Genre: 音楽

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