アルゴ

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2012年公開
監督: ベン・アフレック
出演: ベン・アフレック、ブライアン・クランストン、アラン・アーキン

緊迫の脱出劇


第85回アカデミー賞で作品賞を受賞した作品。
監督・主演を務めるのはベン・アフレック。もともと俳優だったのですが、監督業もしており、この作品でついにアカデミー賞を受賞。
評価がどんどん高まっています。

さて、この映画、実際に行われた作戦をもとに作られた「半」ノンフィクション映画です。
「半」とつけたのはだいぶ脚色が行われているからです。
たしかに「ニセ映画」作戦自体は存在したのですが、史実との相違点も多々あると。

しかし、その脚色が映画としての面白さを抜群に引き上げているので成功と言えるのではないでしょうか。
特に後半の実際の脱出シーンなんて手に汗握る展開の連続です。
ベタっちゃあベタな見せ方なんですが、まんまとドキドキハラハラさせられてしまいます。
真夜中に見たので前半は少し眠くなったシーンもあったのですが、後半はそんな眠気もぶっ飛ぶくらいの緊迫感。
この後半のための伏線が前半なのです。この40分くらいのための映画なのですね。

そのように、空港のシーンはリアリティ度外視のドキドキハラハラの連続なのですが、その一方で史実の「完コピ」というまでの再現度には驚きました。エンドロールに実際の人物の写真や出来事の写真が出てくるのですが、映画で描かれている者とすごい似ています。
その辺の追求心には脱帽です。

現地に乗り込んだ工作員と、脱出する職員たち、そしてアメリカ本土でバックアップするCIA、それに協力するハリウッドの映画監督など、それぞれの立場でのドキドキハラハラが描かれているので、僕の好きな群像劇的要素が入っています。
いや~、その脱出シーンもそうなのですが、成功した後のそれぞれの喜びのシーンとかでもぐっときますね。
特にハリウッドの2人が好きでした。「Argo fuck yourself!」

劇中ではLed Zeppelinの"When The Levee Breaks"やVan Halenの"Dance The Night Away"が流れてました。それもまたよし。

それにしても良質なサスペンスでした!

★★★★☆

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Theme: 映画レビュー - Genre: 映画

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