NITRO MICROPHONE UNDERGROUND / NITRO MICROPHONE UNDERGROUND

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1st、2000年、日本
ヒップ・ホップ

アングラ臭プンプンでっせ


最近映画ばっかり見て書いていたので、久々に音楽を聴きました。
毎回iTunesで全曲シャッフルして聴くアルバムを決めるのですが、今回選ばれたのはこれ。
最近ヒップ・ホップばっかりじゃねーかって感じですが、どうかお許しを。すべて運です。

このNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDっていうグループは、8人のMCからなるユニットです。多いです
なんか仲のいいラッパーたちが集まって自然発生的に出来上がったグループのようです。
MC8人が全員参加している曲は2曲しかありません。
でも基本的には1曲につき3~4人のMCが参加していて、マイクリレーをつなぐっていうのが彼らのやり方みたいです。
Hollywood Undeadみたいですね。

今まで僕が聞いてきた日本語ラップは、RHYMESTERのように伝えたいメッセージ性がはっきりしているものが多数でした。
でも、このNMUのリリックはほとんどが支離滅裂。なんか「ワル」な感じの言葉やフレーズがちりばめられているけど、全体として何が言いたいのかはよくわからない曲が多いというのが正直なところ。
フリースタイルにも似た粗削りな、生々しいリリックをビートに乗せているっていう感じ。
それはRHYMESTERに代表されるようなスマート
でも、耳で聴くとかっこいい。それでいいじゃないですか。

このアルバムには名リリックはないけど名曲は多いです。

ただこの8人は超技巧派。スキルは本物です。
8人がそれぞれ独特のフローや声(特にDELIの甲高い声は耳に残ります)を持っているので、何を言っているのかはわからずとも飽きずに楽しむことができます。
なんか洋楽のラップを聴いてるのと似てるかもしれません。
それぞれのMCの癖とか声までわかるようになればもっと楽しいかもしれません。僕は今のところDELIしか聞き分けが付きません。

トラックもどれもなんかアンダーグラウンドな感じがしてかっこいいですね。DJ WATARAIによる#1"NITRO MICROPHONE UNDERGROUND"のトラックはほんとにかっこいい。MCバトルのトラックとしてもたまに使われてますけど。最近だと2014UMB大阪予選決勝「R-指定 vs 歩歩」とかね。個人的に大好きなバトルなので覚えてました。
そのほかのトラックもかっこいいのが多いです。ダークで骨太なのが多めなのがいいですね。スクラッチとかも結構随所に入れてきたりしてて、ハードコアなヒップ・ホップって感じです。#12"HARDCORE"っていう曲もあるくらいですし。

あと、このアルバムの特徴はスキット、インタールードの多さ。22曲中9曲。とか#11"INFINITY"とかかっこいいインストもあるんだからせっかくだからラップ乗せてもよかったんじゃないですかね・・・

曲でいうと、まず#1"NITRO MICROPHONE UNDERGROUND"はもう文句なしの日本語ラップのクラシック。8人そろい踏みのカッコよさ、トラックのカッコよさ、フックのカッコよさ。ほんと、文句なし。
序盤の#2"BAMBU"~#4"3 ON THREE (三銃SH*T)"の流れがいいですね。かっこいい曲連発。
特に#4がめちゃくちゃかっこいい。特にSuikenのヴァースのカッコよさは異常。あと、3人がそれぞれマイクリレーつないだ後に3人が掛け合いながらラップするバースがあるのですが、そこがめちゃくちゃかっこいいっす。
もう一つの8人そろい踏みの曲#19"45 FINGAZ OF DEATH"もまたかっこいい。3分半という短い尺の中で目まぐるしく8人がリレーをつなぐ。あっという間に終わる凝縮された魅力がそこにはあります。
#21"LIVE '99"は7人のMCがマイクリレーするんですが、トラックがそれぞれ違うっていうなんともかっこいい曲。
これライブでやったらDJかっこいいんだろうなぁ。あとそれぞれのトラックの元ネタとかも知ってたら楽しいんだろうな。
James Brownはわかったんですけど。

これ聞きながら夜の街歩きてぇ。そんなアルバムです。

★★★★☆

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Theme: HIPHOP,R&B,REGGAE - Genre: 音楽

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