Bon Jovi / Slippery When Wet

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3rd、1986年、アメリカ
ハード・ロック / グラム・メタル / LAメタル

Bon Joviを世界的スターダムへ押し上げたモンスターアルバム


母親がこのアルバムをLPで持ってまして。
最初「お母さん若いときこれ好きだったのよ」って言って聴かせてくれたときにジャケットにまずびっくりして(当時おそらく小学生高学年くらい)、そして曲を聴いてさらに驚いた記憶があります。

他にはあまり洋楽のロックのLPなんてあまり持っていなかった母親ですら持っていたこのLP。
それくらい売れたアルバムですし、文句なしの名盤だと思います。
僕をHM/HRの世界に引きずり込んだアルバムの一つであると思っています。

今回改めて聴いて思ったのは、やっぱり音がゴージャス。
この時代特有の空気感ですよね。今こういう雰囲気の作品作ろうって言ってもなかな作れないんじゃないでしょうか。

曲に関しては言うことありません
全曲シングルカットしてもいいくらいのクオリティ。
凄腕デズモンド・チャイルドが曲作りに参加し始めたのもこの作品。納得の出来ですね。
売れるべくして売れたんだなと。
初の全米ナンバーワンをなしとげ、アメリカだけでも1200万枚を売り上げ。Bon Joviというバンドはこの作品で一気に国民的スターになったのです。

あと意外とリッチ―・サンボラ(Gt.)のギターソロってテクニカルだなっていうのが新しい発見でした。派手でかっこいいですね。

#1"Let It Rock"のイントロ、あのめちゃんこかっこいいキーボードソロ(ここってなんかタイトルあったなぁと思って調べたら"Pink Flamingos"ってタイトルで、アナログ盤では独立した曲としてクレジットされてたみたい。だから覚えてたのね)。もうここだけでテンションぶち上がりですよ。
ライブでこのイントロまんまやられたらぶっ倒れるかもしれないです。ミドルテンポで重たいグルーヴで、サビは全員で歌える合唱型。たまりませんね。しょっぱなからキラキラしてる。ギターソロも弾きまくってていい。

そして大名曲#2"You Give Love A Bad Name"#3"Livin' On A Prayer"が続けざまに登場。
この2曲を知らない人なんていないでしょう。
#2はセクシーに刻まれるリフと文句なしのサビメロが最高。ギターソロの後ドラムとボーカルだけになるところが一番好きで、子供のころ最初聴いた後はここだけリピート再生してました。母さんもここ好きって言ってた。
#3もシンプルながら完璧と言えるくらいの出来の曲です。もうMichael Jacksonとかの曲に近い境地。
このトーキングモジュレーターを用いたギターがこの曲に大ハマリしてるんですよね。華やかなキーボードも曲を大いに盛り上げていて。そんでもって最後転調するんだからもう「なんも言えねぇ」状態。文句なしでこのバンドの代表曲でしょう。

#4"Social Disease"はしょっぱなからセクシーボイスは入ってるはホーンの音は入るわの能天気系アゲアゲ曲。今回あらためて聴くとかっこよかった。でもこのアルバムでは正直影が薄いですね。

そして#5"Wanted Dead Or Alive"。これは本当にBon Joviらしさというか。今まで果たしてどれほどのバンドが「これ系」の曲を作ったでしょうか。それくらい影響力ある曲。
こういう渋い曲を作らせてもいいっていうね。このバンドが90年代以降も活躍できた大きな勝因ですよね

#6"Raise Your Hands"はリフがもろハード・ロック。今でもライブでよくやってますね、この曲。
おそらくライブを念頭において書いたのでしょう。だって盛り上がらざるを得ないですからね。サビにちゃんと東京も登場してるのがうれしい。

このアルバムには#7"Without Love"、#9"Never Say Goodbye"という2曲のバラードが収録されていますが、どちらも珠玉の出来。
スタジアムで、ライターの火に囲まれて歌っているジョンの絵が浮かびます。泣きそうな顔で。
ボーカリストとしてのジョンの魅力が十二分に発揮されています。とにかくメロディがいい。それに尽きます。

#8"I'd Die For You"は子供のころから好きな曲。
僕Bon Joviのこういう曲大好きなんですよ。"Runaway"とか"Born To Be My Baby"とか。
ちょっと哀愁がかったメロディとキーボードリフ。これだけでごはん何杯も行けます。

最後の曲#10"Wild In The Streets"はとっても爽やかでまっすぐなサビが印象的。
疾走感もあって、なんか「若さ」ってこういうもんだよって感じがします。

こうやって改めて聴くと本当に「凄まじい」という形容詞がぴったりだなと感じました。
全盛期ならではのエネルギーの爆発というか。それは次のアルバム「New Jersey」にも引き継がれていきます。

★★★★★

#2"You Give Love A Bad Name"

懐かしいPV。全盛期のキレキレのパフォーマンスがかっこいい。

#3"Livin' On A Prayer"

モノクロでかっこいい。冒頭の逆光の中からメンバーが登場するのとかたぶん誰がやってもかっこいい。

#5"Wanted Dead Or Alive"

いうまでもないけどみんな若いね。
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Theme: HR/HM - Genre: 音楽

Comment

雨天時滑り易し

まさにモンスターアルバムですね。ただ何より驚いたのは「お母さん若いときこれ好きだったのよ」というくだり。
このアルバムのリリース当時高校生だった私はいがさんとのジェネレーションギャップ(笑)を感じてしまいました。ただ多感な時期に80年代後半のHR/HMバブルを体験できたのは幸運だったと思います。

2016/02/19 (Fri) 20:55 | Jun #- | URL | Edit
Re: 雨天時滑り易し

僕も今になって昔の名盤を聞きあさるようになると「ああ昔に生まれてればなぁ」と思うことが少なくないです。
TSUTAYAに通い詰めですからね!笑

2016/02/20 (Sat) 04:24 | いが #- | URL | Edit

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