Yes / Close To The Edge

closetotheedge.jpg
5th、1972年、イギリス
プログレッシヴ・ロック

たかが3曲、されど3曲。


今回は久々のプログレですね。
Yesのアルバムは2枚目。以前紹介したのは「Fragile」。これは紛れもない名盤だったのですが、その作品と同じ布陣で制作されたのがこのアルバム。
ジョン・アンダーソン(Vo.)
スティーヴ・ハウ(Gt.)
クリス・スクワイア(Ba.)
リック・ウェイクマン(Key.)
ビル・ブルーフォード(Ds.)
いや~素晴らしい布陣。
この2枚を聴いただけですが、ビル・ブルーフォードがこの後King Crimsonに加入したと聴いて、そっちも聞こうという気になりましたし、リック・ウェイクマンのソロアルバムとかも聞いてみたい。
それだけ魅力的なプレイヤーがそろっていたまさに「黄金期」だったのですね。

このアルバム、収録曲はたった3曲
それぞれ、18分、10分、8分。
これぞプログレっていう大作志向ですね。
でも、ただ長いだけじゃなくて、非常に緊張感を伴った長さになっていることが特徴であり、この作品の魅力でしょう。

特に18分の長さを誇る#1"Close To The Edge"は素晴らしいです。
ドラムとベースの強烈なグルーヴ感は本当にすごい。特にクリスのベースはかなりブリブリいっていてかっこいい。
そして何といってもこの曲一番の主役はジョン・アンダーソンの透明感あふれるボーカル。
中盤部の"I get up, I get down"と繰り返し歌うところは、次第に轟音を鳴り響かせるパイプオルガンとも相まってもはや神々しいといっても全然言い過ぎじゃないです。
その静かなパートから一気に楽器陣がなだれ込む瞬間のカタルシスもやばいのですが、そのあとのリック・ウェイクマンのキーボードソロもめちゃんこかっこいい。ここのパートめちゃくちゃかっこいいです。めちゃくちゃすぎる。
ラストの「大団円感」も素晴らしい。ちゃんと18分の中での一番の盛り上がりを持ってきてるし。
後はスティーヴ・ハウのギターも・・・って書いてるときりがないので、一言で。
ロック史に残る傑作なので、迷わず聴くこと。

#2"And You And I"も10分の対策なのですが、こちらは#1に比べると・・・という印象。
イントロのアコギなんかは映画のワンシーンで流れそうですごくかっこいいのですが
#1に比べるといささか単調な印象を拭えません。
でもスティーヴ・ハウのアコースティックギターの音色はとてもきれい。

#3"Siberian Khatru"は一転して結構わかりやすいハード・ロックナンバー。
「アルプス一万尺」のメロディも飛び出して来たりと、かなりキャッチーだし、かっこいいです。
高度なテクニックに裏付けされたシンプルな(と言っても比較しての話で、普通のバンドに比べたらそれは複雑ですが)曲。
イントロのギターのカッティングのようなリフからしてかっこいい。
ちょっとアメリカっぽいなって思うくらい明るいし、ポジティヴな雰囲気があります。
あとこれはこの曲だけに限った話ではないのですが、コーラスがとてもきれいです
ライブ映像(↓で見れます)でも一糸乱れぬコーラスワーク。素晴らしい!

本当にたった3曲ですが、間違いなくロック史に残る大傑作だと今回聴いて改めて感じました。
と同時にやっぱプログレもっと聴きたいなとも思いました。この世界はなんかキリがなさそうで聴くのが大変そうなんですよね。
だって聴くのに体力必要じゃないですか。じっと耳を澄まして集中しないといけないというか。

でもそれが楽しいんですよね。まずは昔の名盤からどんどん聴いていければなと思います。

★★★★★

#1"Close To The Edge"


#3"Siberian Khatru"
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Theme: HR/HM - Genre: 音楽

Comment

ブラフォードはソロ作なんかもサイコ―です

2016/03/20 (Sun) 15:08 | #pAfneXZY | URL | Edit
Re: あ

>あ さん
そうなんですね!チェックします!

2016/03/20 (Sun) 18:13 | いが #- | URL | Edit

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