ブレックファスト・クラブ

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1985年
監督:ジョン・ヒューズ
出演:エミリオ・エステベス、ポール・グリ―ソン、アンソニー・マイケル・ホールほか

素晴らしい会話劇


この映画を見るきっかけになったのは宇多丸さんのラジオ「ウィークエンドシャッフル」内でこの監督のジョン・ヒューズの特集をやっていたことです。
この映画の公開30周年を記念してとのことでしたが、この作品についてもかなり時間を使って触れているようだったので、「じゃあ聴く前に見ようよ」ということで見ることにしました。

この監督はこういう青春映画の火付け役だったそうで、他にも多数名作を手掛けているということで、これからも見ていこうと思います。

舞台はある高校の図書室。物語はほぼ9割がたここで進行し、登場人物も5人だけといういわゆる一幕物です。
それぞれ問題を起こしたスクールカーストも境遇もバラバラな5人が土曜日の学校に集められ、図書室で課題をやるように言われる。
最初は見知らぬ5人だった彼らは、次第に衝突し、そして交流を深めていく・・・

もうね、最高でした。
「桐島、部活やめるってよ」を見たときのような感動を覚えました。
それを30年も前にやっていたこのジョン・ヒューズっていう監督すげえなと。タマフルでは「サリンジャーと並んで神格化されていた」とも言われていましたが、それも頷けます。

ガリ勉、スポーツ野郎、お姫様、不思議ちゃん、チンピラ
これが登場する5人です。見事にまで違うバックグラウンドを持つ5人が交流していくのですが、ここでの会話劇が素晴らしい
物語がずっと校内だけで進行するので当たり前なのですが、彼らの会話が物語の軸になります。
5人のうち誰かにフォーカスを当てるわけじゃなくて、5人をそれぞれ平等に扱っていて、それぞれにきちんと共感できるようになっていて。
それだけに最後の5人が一堂に会して討論を繰り広げる場面の感動がもう。
自然と見てる側も微笑んでしまいます。

演技も素晴らしいです。「こんなやつ、いたよなぁ」って思わせてくれます。
特に「ガリ勉」のブライアン役のアンソニー・マイケル・ホールなんかはまんま中学時代の僕って感じでした。
「チンピラ」のジョン・ベンダーも憎めないキャラで好きです。ああいうやつって結構繊細だったりするんですよね。そして単純にイケメン

「青春映画の金字塔」という評価も納得の大傑作でした!皆さんも是非。

★★★★☆+α

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Theme: 映画レビュー - Genre: 映画

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