Protest The Hero / Kezia

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1st、2005年、カナダ
ポスト・ハードコア / カオティック・ハードコア

1枚目、1曲目からかましてる


カナダ出身、さえない5人組のデビューアルバム。

彼らのサウンドを一言で表すなら「せわしない」。
性急な展開、超絶技巧な楽器陣、叫んだり歌い上げたりするボーカル。
本当にひと時も耳を離せないバンドです。

そんな彼らのアルバムは2nd「Fortress」と最新の4th「Volition」を聴いたのですがすっかりはまってしまい、今回カナダに来てから1stと3rdを購入。
そしてちょうど1か月後の11/15のバンクーバー公演を見に行くことにした次第です。

しかもその見に行くツアーはこの1st「Kezia」の10周年記念ツアーというじゃありませんか。
それは聴く方も身が入るというものです。

というわけで結構じっくり聴きこんだのですが、やはりかっこいい!!
1st特有の「できること全部やっちゃおうぜ」的な雰囲気も感じられて、非常にエネルギーあふれる快作になっています。
2nd以降のメタル色も少し抑え気味で、まだエモやメタルコアの影響が強い気がします。
特にボーカルは曲の最後の大サビで歌い上げるところがもれなくエモくて最高!!
オペラで鍛えた歌唱力が1stから炸裂しています。
楽器陣も負けずテクニカルです。

#1"No Stars Over Bethlehem"はオープニングにふさわしい疾走っぷりで幕開け。一糸乱れぬアンサンブルに一気に引き込まれます。これではまればこのバンドは気に入るでしょう。


#2"Heretics & Killers"はこれまた緩急のついたかっちょいい曲。疾走するサビみたいなところのギターのエモさがたまりません。アコギの使い方もうまい。PVはめちゃくちゃですが、これもこのバンドの特徴です。最近のはもっとひどいですから。


I部の最後を飾る#3"Divinity Within"は前半~中盤までは凶暴なリフが続くのですが、最後に一気にメロディアスに。その直前の綱渡りのようなリフの応酬もかっこいい。
ピアノのインタールードに導かれ次に始まるのは#4"Bury The Hatchet"。スクリームとクリーンの掛け合いが印象的。彼らの展開の速さ・複雑さを引き立てていてよい。
お次の#5"Nautical"は比較的シンプルの押せ押せな曲。メロディアスパートがエモクてよい佳曲。

そして中盤のハイライト、#6"Blindfolds Aside"。ひたすらに突っ走る前半もかっこいいし、比較的メロディアスなギターソロを挟んだ激メロディアスな終盤までずっとかっこいいです。とにかく。壮大な感じも素晴らしい。アコギで締めるのも最高!


いよいよIII部に突入。#7"She Who Mars The Skin Of Gods"は全編で聴かれるツインギターのハモりが凄まじいです。最後のエモさはこのアルバムの中でも随一かも。
このアルバムの中で一番長尺の#8"Turn Soonest To The Sea"はその長さを生かした(というのも変な言い方ですが)展開に次ぐ展開。最終的には童謡のようなメロディを大合唱するエンディングに。
#9"The Divine Suicide Of K."は最後のメロディアスパートがキモ。女性ボーカルが参加してるのか曲中でもコーラスしてます。

最後の#10"A Plateful Of Our Dead"はメロディアスながら急展開する非常に彼ららしい一曲。
最後のアコギもまたいい余韻を残してくれます。

1stからぶっかましてて最高でした。ごちそうさん。

★★★★☆
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Theme: HR/HM - Genre: 音楽

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