あと1センチの恋

loverosie.jpg
2014年
監督:クリスチャン・ディター
出演:リリー・コリンズ、サム・クラフリン、スキ・ウォーターハウスほか

究極のすれ違い


最近「(500)日のサマー」とか「P.S. アイラブユー」とか、あまり好きなれない恋愛映画が続いていたので、この作品も見るまでは少し不安でした。

でも見てみたらこれは大変良かったです
「P.S. アイラブユー」と原作者が同じと後から知って驚きました。
あの作品で僕が気に入らなかったところは主人公の女に全くと言っていいほど共感とかシンパシーを感じることができなかった点だったのですが、これは問題なくできました。たぶん理由は三つ。

①「P.S.アイラブユー」では男の方が「完璧な人格者」という風に描かれていたのに対して女の方がダメダメ過ぎてだんだんイライラしてきたのに対して、こっちは男女ともに結構好き勝手やってる。だからなんかおあいこじゃん?ってなってきます。

②それと、「P.S.アイラブユー」では主人公がもういい大人になっていたのに対して、こっちは最初らへんとかはまだまだ未熟な高校生だったりするので「仕方ないな」と思える。

敵役の存在。「P.S.アイラブユー」には目立った悪役がいませんでしたが、この作品にはイケイケブロンドのベサニーと、最低男のグレッグ。主人公たちがすれ違うてびに、この2人が現れてはその傷に塩を塗っていきます(たとえば有名人になったベサニーがロージーの勤めているホテルに泊まりに来たり)。そのたびに「がんばれ!負けるな主人公!!」と応援しています。

この3つのおかげで大いに感情移入してみることができました。

また、少年時代から大人になるまでを描いているので、必然的に非常に速いテンポでお話が進んでいきます
でもこれもこの作品の見やすさにつながっていて、好感が持てるポイントです。

あと結構がっつり下ネタだったりコメディ要素も入っているところも結構よかった。
ただのきれいごとみたいにならない感じが。
特にロージーの良き友人役のルビーがいいです。口は悪いけどイイヤツ、っていうね。

あとロージーの父親もいい人だったなぁ。
ああいう父親になりたいものだ。

でもまあよくもまぁこんなにすれ違うな
「あと1センチの恋」って良い邦題かもしれませんね。

★★★★☆


スポンサーサイト
Theme: 映画レビュー - Genre: 映画

Comment

Leave a Reply


管理者にだけ表示を許可する