In Flames / Whoracle

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3rd、1997年、スウェーデン
メロディック・デス・メタル

メジャーデビューで世界の最前線へ


スウェーデンのメロデスバンドの3rd。
このアルバムからメジャーデビューということで、音質がぐんと上がったそうです。これ以前は未チェックなのでわかりませんが。
でも少なくとも曲のクオリティは高いです

メロディック・デス・メタルの名に恥じることなく、リードギターによる印象的なメロディ・リックや流麗なツインギターのハーモニーが大胆に導入されていて、インストだけ聴くと完全にパワー・メタルや正統派メタルのそれです。
アルバムを通しての緩急の付け方も上手です。特に後半の盛り上がり方がよい。尻上がりになってるアルバムっていいね

このアルバムを最後にギターのGlenn Ljungströmが脱退してしまうのですが、この人がかなり曲作りにかかわってたみたいですね。また今ではギターを弾いているBjörn Gelotteがドラムとして参加している最後のアルバムでもあります。

さて曲ごとに見ていきましょう。
#1"Jotun"は冒頭な割に意外とゆったり入るのね、って感じ。曲中で何度も繰り返されるリードのメロディがいい。
#3"Gyroscope"はアコギから入るイントロが鳥肌ものですね。3拍子でじっくりと聞かせる一曲。
#4"Dialogue With The Stars"はインスト。ゆったりとしたリズムに乗せて流れるようなツインギター。完全にメロデスであることを忘れて聴き入ってしまいます。完全に正統派メタルです。
#5"The Hive"はまずリフがかっこいいです。そんなにテンポは速くないはずですが聴き手に襲い掛かってくるかのような迫力があります。このアルバムでは一本調子に聴こえるボーカルも気のせいか一回りも二回りもかっこよく聞こえます。そしてラストのギターソロ。クサいですがかっこいいです。


#6"Jester Script Transfigured"はヴァース部分での囁くようなボーカルが印象的です。アコギとエレキギターの使い分けもうまくて非常にドラマティックな一曲。中期以降の音楽性も少しこの辺から垣間見えますね。曲を通してギターがかっこよすぎる。


この次に直系デスメタルナンバー#7"Morphing Into Primal"を持ってくるあたりさすが。全編通してテンションが高くいやおうなしにこっちのテンションも上がります。でもなんでギターソロのボリュームがあんなに小さいんだ・・・?
続く#8"Worlds Within The Margin"はミディアムテンポのメロディアスな佳曲。キーボードサウンドが効いてます。決して捨て曲がないのがこのアルバムの強み。

そして後半のハイライト#9"Episode 666"へ。メロディアスなリフが特徴的な一曲。やっぱ「Six Six Six!」って叫ばれるとメタルファンは弱いですね。それだけでちょっとかっこいいと思っちゃう。


#10"Everything Counts"はやけにはねるようなグル―ヴィーなリフとかクリーンで歌うサビがなんか毛色違うなと思ったら、イギリスの人気バンドDepeche Modeのカバーだとか。でもフツーにかっこいいメロデスになってて面白いです。原曲はコチラ。

(どっかで聴いたことあると思ったらGTAのヴァイスシティのサントラだ・・・)

そして本編ラストの#11"Whoracle"はインストでアルバム全体のアウトロのような役割の曲。
ボートラが3曲ありまして、#12"Goliaths Dsiarm Their Daivds"は#1みたいなメインメロディが頭から離れないタイプの佳曲、#13"Acoustic Medley"は文字通りのアコギのインスト。#14"Behind Space [Live]"は1st「Lunar Strain」の一曲目のライヴバージョン。次作「Colony」でもリ・レコーディングされるほどの名曲だけあって、かなりテンションの高い演奏。かっこいい。

ちょっと古臭いサウンドプロダクションさえ気にしなければ、メロデス入門盤にもうってつけではないでしょうか。
そしてジャケットがきれい。

★★★★☆+α
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Theme: HR/HM - Genre: 音楽

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