Ari Koivunen / Becoming

becoming.jpg
2nd、2008年、フィンランド
パワー・メタル / メロディック・メタル

「脱アイドル」を目指して


2007年のフィンランドのアイドル発掘番組で優勝し、デビューアルバム「Fuel For The Fire」は12週連続1位を記録、一気にスターダムにのし上がった若きボーカリスト、Ari Koivunen。
そんな彼が2008年にリリースした2ndアルバムがこちら。
この後彼はAmoralというそれまではメロデスをやっていたバンドに加入。そのためこれが実質的にそれ名義で出した最後のアルバムになります。

デビューアルバムは聴いたことがないので詳しいことは言えませんが、外部のコンポーザーを多く起用し、かなりキャッチーな仕上がりになっているようです。
しかし、この2枚目では自らのソロバンドを結成し、ソングライティングも自分たちでやったみたいです。
その結果、非常にダークでヘヴィな北欧メタルサウンドになっております。
アートワークもそんな感じですもんね。

曲はミディアムテンポのごり押しパワーメタルチューンやテンポの速い疾走チューンなど、バラエティ豊富・・・かのように思えるのですが、同じタイプ同士の曲は似ているものが多く、結局は後半には飽きてしまいます。
サビで盛り上げようとする曲作りはいいのですが、いかんせんラスサビで転調しすぎ。確かにかっこいいんだけど4~5曲もやられるとさすがに萎える。いい曲もちらほらあるんですが、はっきり言ってワンパターン

しかし、彼の歌唱力は本物です。日本盤ボーナストラックであるIron Maidenのカバー#13"The Evil That Man Do"はなかなかの名カバーだと思います。声域広いし聴いてて気持ちいい。

それでは何曲か。
#4"Sign Of Our Times"は疾走チューン。冒頭3曲がダークで重々しい曲だっただけにこの曲の爽快感が際立ちますね。最後転調します。


#8"Tears Keep Falling"はミディアムテンポの曲が多いこのアルバムの中でも際立ってます。ドラムブレイクから最後転調します。80'sっぽくていいかも。


最後に紹介するのは日本盤ボーナストラック。おそらく1stはこういう路線だったんだろうな、っていう感じのキャッチーなメロスピチューン。本編に入れてもよかったんじゃないかっていうくらいのカッコよさです。


バランス良いアルバムなのですが、名盤とまではいかないかな・・・

★★★☆☆
スポンサーサイト
Theme: HR/HM - Genre: 音楽

Comment

Leave a Reply


管理者にだけ表示を許可する