Escape The Fate / Hate Me

hateme.jpeg
5th、2015年、アメリカ
ポスト・ハードコア / メタルコア

ヘヴィなんだけど軽い音


前作「Ungrateful」を買って、結構気に入っていたこのバンド。新作が出たということでカナダのCDショップで購入。
デラックス版みたいで、ボーナストラック2曲と何故かタロットカードが入ってました。
タロットカードはランダムで入っているらしく、全部そろえるのは結構大変そう。そもそも集める人なんかいなさそう。

彼らは基本的にはポスト・ハードコアやメタルコア的なサウンドなのですが、リフやメロディに少し80'sメタル的な匂いがするのが特徴で、キャッチーな曲がすごくかっこいい印象でした。
今作もそれに違わず彼ららしいサウンドを聴かせてくれるのですが、前作よりも「キャッチーさ」を前面に出した雰囲気になっています。
それが結構好き嫌いがわかれる部分ではないかと。僕はちょっと残念でした・・・
もちろんゴリゴリのブレイクダウンとかもあるのですが、全体的な音作りとしてそれをあまりヘヴィに聴こえさせないようになっていまして。
僕はギターの音作りよくわかりませんが、シンセっぽい音が聴こえるような部分が結構あります。
音圧は結構すさまじいのですが、なんか「これじゃない」感が・・・なんなんだろう、やり過ぎ感かな・・・?
ドラムの音も迫力不足だし(曲によってはかなりエフェクトがかかってる)、手拍子みたいな打ち込みの音がところどころ目立ち過ぎてるし・・・曲が良い分、そういう部分でのノイズが気になっちゃってなんだかなぁ・・・と。

そういうので言うと、#1"Just A Memory"のまるでDragonforceみたいなギターソロのエフェクト、#7"Hate Me"のダブステップのようなエフェクトも好きになれませんでした。
そういうのをやるバンドは別にもういるんだから、そこであえて差別化図らなくても・・・って感じ。逆にトレンドに乗ってる部分が見えちゃって残念。

最近のこういうバンドはどんどん似たような音作りになっていってしまって残念ですね。
新鮮味を感じることがあまりなくなってきました。食傷気味です。
Get Scaredの新作も買おうと思っているのですがちょっと不安ですね。

#1"Just A Memory"#5"Alive"みたいな彼ららしいモロポスト・ハードコアな曲も多いのですが、正直このアルバムで僕がかっこいいと思ったのはこういうモロなメタルコア曲じゃなくて、ちょっと彼らからしたら「異色」な曲たち。

まず#3"Remember Every Scar"。まず歌詞がエモい。そしてちょっとパワー・バラードっぽい。メロディもいい。文句なしの名曲です


そしてモロ80'sノリの#6"Get Up, Get Out"。全然こういう路線でやりたいならやればいいのに。正直メタルコア系のはリフがつまんないし。こういうフックある曲書けるならそっちの方がいいんじゃない?って思っちゃうくらいいいです。


最後は一番「異色」なこの曲。まじでメタルコアなんてやめちまえ。めちゃくちゃいいバラードじゃねぇか!!明らかにラジオやチャート意識したんだろうけど、これはこれでよいではないか。かなりよいぞ。僕の好みですが。ツインギターのハモリソロも最高。


この次のアルバム、どっち路線で来るか楽しみです。

★★★☆☆
スポンサーサイト
Theme: HR/HM - Genre: 音楽

Comment

Leave a Reply


管理者にだけ表示を許可する