晋平太 / Check Your Mic

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シングル、2015年、日本
ヒップ・ホップ

即興に国境はない


この秋始まった新番組、「フリースタイルダンジョン」。
Zeebraをオーガナイザーとして始まったこの番組。フリースタイルラップバトルが地上波で見れるというのはすごい良いことだと思うのですが、ちょっと言いたいことがたくさんあるぞ、この番組。

まず、チャレンジャーがしょうもなさすぎる
こないだ出てきてモンスター3人を倒し、ついにR-指定(Creepy Nuts)をバトルに引きずり出したChico Carlito以外は、2勝以上をあげたことがないという有様。
1勝もできずに敗退するチャレンジャーに至ってはマジで何しに来たんだって感じ。

あとゲストライブのダサさ
初回こそAKLOでしたが、それ以降は名前も知らないアーティスト(おそらくZeebraのお抱え)が素人目に見てもダサいライブをするだけ。これじゃヒップ・ホップ知らない人が見たらドン引きするだけ。
まあ僕の好みによる部分が大きいですが、せっかくバトルの番組なんだからバトル上がりのアーティストがライブしてもいいんじゃないでしょうか。

そのほかにも、般若ACEのミニコントみたいなのがゲロ吐くくらい滑ってたり、言いたいことは山ほどあるのですが、この2点だけにしておきます。

なんでかっていうと、今回紹介する晋平太さんが、それを痛烈におそらくわかっている、そしてそれを行動で示してくれたからです。
それは先週放送分の#7でのこと。
おそらく放送始まって以来一番しょうもないチャレンジャー、HIDEに対して、以下のようなコメントを。

モンスター皆超強いんで、挑戦者はもっとしっかり考えてどう戦うかプランまで考えてぶち込まないと、誰も勝てないと思います


やはりいちバトラーとしてこのようなふがいないチャレンジャーに対して怒りを覚えたのでしょうか、若干感情的になっているように見えました。

そしてこの新曲「Check Your Mic」を披露したゲストライブ。このライブを見てこの音源買おうと思いました。
ライブってそういうことだよね。
他のラッパーもちゃんと考えてきちんと売名しに来てほしいですね

(ゲストライブは21:09~)

・・・と、ほとんど「フリースタイルダンジョン」の愚痴になってしまいましたが、このシングル、MCバトルファンなら絶対買いです。
僕はMCバトルの歴史には疎い方なので、詳しくは解説できませんが、数々の名勝負でのパンチラインがサンプリングされているという、ファンにはたまらない趣向が。
ずっとMCバトルの現場に居つづけた彼にしかできないことですよね。
Creepy Nutsの"刹那"もそうですが、やっぱりMCバトルについて曲を書いて説得力を持たせるのはこの2人くらい実績がないと難しいですね。
その二人のバトルで生まれたこのラインがこの曲のフックで使われているっていうのが個人的にうれしくて仕方がないです。

今日勝つために生まれてきた
今日勝つために負け続けた
今日勝つために立ち上がった
俺が晋平太、それがわかるか?!


やっぱり何回聴いても名ライン。これをバトル中に生み出した晋平太ってやっぱりすごい。

#2"NJ -ナゾノジシン-"はMr.Q呂布カルマをフューチャー。
トラップなトラックに乗せたマイクリレー。まあまあの出来。
こういうトラックはあまりはまらないんじゃない?と思ってたけどそこはさすがの実力でした。
そして呂布カルマもかっこいい。

★★★☆☆
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