Muse / Black Holes And Revelations

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4th、2006年、イギリス
プログレッシヴ・ロック / オルタナティヴ・ロック

1stから3rdの集大成!


本当に聴けば聴くほど発見があるバンドです。
聴いても聴いても聴きこみが足りないような気がして、リピート再生してしまう。それがこのバンドの魅力・中毒性です。
特にこのアルバムはこれまでのアルバムの集大成であり、かなり密度が濃いアルバムになっているのでなおさら聴きこんでしまいました。

捨て曲なし、この言葉が当てはまるアルバムってそうそうないんですけど、このアルバムはまさに捨て曲なしではないかと。#1"Take A Bow"からボーナストラックの#12"Glorious"まで、全部の曲がキャラ立ってるし、アルバムの中でそれぞれの役割を果たしているし、聴き終わるころには一本の映画を見たかのような(これもよくつかわれる比喩ですが本当にあてはまる作品は多くない)感覚に陥ってしまいます。
この作品をMuseの最高傑作に挙げる人が多いですが、確かにそうかもしれません。

このバンドが1stから3rdまでで見せてきたいろいろな多彩な側面、それを余すところなく詰め込んだ極上の作品です。

とにかく壮大なオープニングタイトル#1"Take A Bow"に続くのが屈指の名曲#2"Starlight"
バリバリに歪んだベース、それに乗っかるきれいなピアノのリフ。繰り返しを多用したメロディライン、そして徐々にクライマックスへと向かっていく巧妙な展開。Museかくあるべしといった最高級品です。


続く#3"Supermassive Black Hole"Marilyn Mansonとかを思わせるひたすらダークで鬱屈で閉塞感たっぷりで毒気満点の素晴らしい世界観が本当に病みつきになります。打ち込みを多用したリズムにひずんだギター、マシューのファルセットボイス、立ち込める暗雲のようなコーラスワーク。どこを切り取っても厨二感しかない曲なのですが、それが最高。


そして困ったことに続く#4"Map Of The Problematique"も名曲。これぞスペース・ロックという音の広がりはさすがです。緊迫感張り詰めるギターリフが全編にわたってず~っとなっていて、目の前に宇宙なり草原なり東京ドームなり、とにかく広い光景が浮かびます


そのあとはバラード小曲#5"Soldier's Poem"、1stや2ndに入ってそうなバラード#6"Invincible"、メタルばりの強烈で攻撃的なグルーヴの#7"Assassin"、サビの広がるようなメロディが何物にも代えがたい魅力を持つ#8"Exo-Politics"と続き、中盤の充実っぷりも完璧。

そして本編最後の3曲は狙ったのか似た要素がある気がします。ちょっと南米チックというか、西部劇テイストと言いますか(全然違うな)、水分少なめな感じが。まさにこのジャケットのイメージ通りです。
#9"City Of Delusion"ではトランペットがソロを吹き、#10"Hoodoo"ではイントロでフラメンコギターがかき鳴らされます。
そして本編最後の#11"Knights Of Cydonia"。まずはPVを見て判断してもらいましょう。

どうでしょうかこのダサさ。これをここまでやり切れる彼らに乾杯!!
ライブで聴くのが楽しみです。

僕の中でMuseはここまでが一区切りだと思ってるのですが、その解釈が正しかったのか、次の作品を聴くのが楽しみです。
文句なしに名盤!!

★★★★★
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