Halestorm / The Strange Case Of...

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2nd、2012年、アメリカ
ハード・ロック / オルタナティヴ・メタル

化けに化けた2枚目


ついに今週水曜日に迫ったHalestormバンクーバー公演。
楽しみです!でも興味本位でセットリストを調べたらほとんどが新作「Into The Wild Life」からの曲で、じゃあこの予習は何だったんだと思い始めています。

まあ気を取り直して、この2ndについて。
1st「Halestorm」の記事でも書きましたが、僕が初めてこのバンドの音楽を聴いたのがこのアルバム。
#1"Love Bites(So Do I)"のPVを見てぶったまげた思い出があります。まずはそのPVがこちら。

カッコいいリフ、凄まじいほどのパワフルなボーカル、そして叩き方がめっちゃかっこいいドラマー。
一瞬でこのバンドの虜になりました。
ちなみにこの曲でHalestormは第55回グラミー賞の"ベスト・ハード・ロック/メタル・パフォーマンス賞"を受賞しています。
いまやメジャーバンドの仲間入りですからね。2枚目でそれを成し遂げてしまうあたりすごい。

前作に引き続きプロデュースを手掛けるのはハワード・ベンソン
そして今作の最大の強みは曲の良さ
怒涛のクオリティで頭から最後まで走り抜けます。15曲52分、全曲が全曲いい。
ですからこの記事ではただただ曲を紹介していこうじゃないかと。あまり口で説明してもあれなので。
聴けばわかる、それがこのバンドの魅力です。それだけわかりやすく速攻性のある曲ばかりです。

#1"Love Bites(So Do I)"に次いで今作で素晴らしい楽曲が、#9"Daughters Of Darkness"

リジー・ヘイルのボーカルから始まるこの曲、ライブでみんなが大合唱&手拍子してる光景が目に浮かびます。
これを聴いて熱くならない人はいないはず。
この聞き手の心を一瞬でつかむメロディセンス、そして歌声。
このバンドが新世代の旗手と言われるゆえんがお分かりいただけるでしょう。

そのほかにも#2"Mz. Hyde"ではまさに「ジキルとハイド」ばりの歌いわけを見せてくれたり(ボーカルが二人いるかと思いますよ)、#3"Miss The Misery"のイントロでも天が裂け空が落ちんばかりの絶叫を聞かせてくれたり、ロック・ディーヴァとして素晴らしい仕事をしています。
Arch Enemyのアンジェラ・ゴソウかリジー・ヘイルか。
スタイルは違えど、アイコンとしては同じくらいの強さを持っていると思います。

と、ここまでこのバンドのハード・ロック / メタル的な側面を見てきましたが、このアルバムのすごさはバラードも「クソ」が付くほどいいってところ。
中でも紹介したいのが#7"Break In"

ピアノとボーカルだけで構成されたこの曲、リジー・ヘイルの独壇場。
歌メロも素晴らしいですし、ぜひ後世まで残ってほしいバラードです。

このほかにもラジオでヒットすること間違いなし!みたいな恐ろしく高品質な#5"Beautiful With You"、少し牧歌的な雰囲気が最後の最後、名画のエンドロールのように心地よく身体に染み渡る#12"Here's To Us"、そしてボーナストラックですがSixx: A.M.のジェームズ・マイケルが参加している#14"Private Parts"など、ソフトな曲もまんべんなくクオリティが高い今作。

3rdを聴いた後の今になっても、このバンドの最高傑作は今のところこのアルバムでしょう。あっぱれ!

★★★★★
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