サイドウェイ

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2004年
監督:アレクサンダー・ペイン
出演:ポール・ジアマッティ、トーマス・ヘイデン・チャーチ

これってコメディなの・・・?


自分を友達と比べてしまうことってありますよね。
近い人であれば近い人であるほど、その人が持ってて自分に無いものを見つけては凹み、その人の人生が華やかに見えて「自分なんて・・・」と劣等感ばかりが募っていくことは、僕のような人間じゃなくても一回は経験したことのあるものだと思います。
今回はそんな映画を紹介したいと思います。

iTunesの「スタッフのおすすめ」みたいなコーナーで、100円でレンタルできたので。
映画のレンタル代って意外とバカにならないのでこれは助かります。
アカデミー賞では脚色賞を受賞しているほか、他多数の部門にノミネートされている作品だそうです。

<あらすじ(Wikipediaから)>
教師をしているマイルスはバツイチで小説家志望。ワイン通のマイルスは親友のジャックの結婚前、二人でカリフォルニア州サンタバーバラ郡のワイナリー巡りに出かける。独身最後のひと時を極上のワインとゴルフで楽しもうというマイルスの思惑をよそに、ジャックは女をひっかけることしか頭にない。

この映画の感想をネットで見てみると、「コメディ映画」という評が目立ちます。
「ダメダメなおやじ2人の物語」のように、このマイルスとジャックのふたりを対等に見ている人が多いのですが、僕は完全にマイルスを主人公として見ていました。
なぜなら、ジャックに全く感情移入できないからです。僕は完全にマイルスの側の人間ですから。

ですから、何もかも本能に応じて行動し、何かにつけてジャックの傷に塩を塗るような発言を繰り返し、せっかくマイルスが計画してくれた旅行に不満を漏らし、挙句の果てには自分が困ったときにはマイルスに泣きつく。反吐が出るほどの屑人間です
でもそんな彼に振り回されて、しまいには助けてしまうマイルスの気持ちもすげぇわかるから、すごく胸が痛みました。
劇中でも一切マイルスに救いがなくて、どんどん鬱になっていく映画で、全くコメディではなかったです。僕にとっては。

だからこそ、最後の最後にマイルスが救われて、それだけでこの映画を最後まで見てよかったなって思いました。このまま終わってたらたぶんこの映画嫌いになってた。

このふさぎこんだ性格のマイルスを演じるポール・ジアマッティ、素晴らしい演技を見せてくれます。
時たま見せる本当に失望してる表情が素晴らしい。すごく感情移入してみれました。
それだけにイラつきも感動も2割増し!

でも劇中の風景とか、ドライブの感じとかすごく羨ましいと思いました。気の知れた友人と二人で行くドライブ旅行。楽しそう~!!
ぜってぇ来年免許取ってやる。

★★★☆☆+α

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Theme: 映画レビュー - Genre: 映画

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