Muse / The 2nd Law

the2ndlaw.jpg
6th、2012年、イギリス
オルタナティヴ・ロック / プログレッシヴ・ロック

好感の持てる「やりすぎ」感


「µ's解散」がTwitterのトレンドになってましたね。
このバンドについて話すときに「ラブライブじゃなくてね」と付け加えなくても済むようになるのは大歓迎です。
個人的にラブライブ自体にもいいイメージは全くないので(ごめんなさい)。

さて、こっちのMuseは6枚目。
ファンの間でも賛否両論、というかもはや敗色濃厚なこのアルバム。
セルフ・プロデュース2作目ということで彼らの創作意欲がちょっと暴走気味になってしまっているのは否めませんが、僕は少なくとも前作「The Resistance」よりは好きな作品です。

チャレンジ精神がいいじゃないですか。
無難に作って失敗するより、冒険して大失敗した方がいいです。
もちろんこのアルバムが「大失敗」だとも思っていませんが。笑

でもこれもあくまで5thと比べての話です。アルバム全体の完成度はやっぱり4th以前、そして新作には劣ると思います。
前作と同じでとびぬけていいのはド頭3曲+#6"Follow Me"くらいですし、最後の#12#13"The 2nd Law"組曲もまあ似非ダブステップの域を出ていない気がしますし。まあ他の曲に比べればカッコいいですが。

今回も顕著に目立ったのが中盤収録曲の弱さ。
ベースのクリスがメインボーカルを取ったり新しいことをしているのですが、いかんせん盛り上がりに欠けます。
曲が弱いんだったらどうあがいても無駄です。
この点が新作では改善されていたと思います。やっぱ外部プロデューサーがいた方がいいのかね・・・

というわけでド頭3曲の話をしましょう。
この3曲はこのアートワークみたいなど派手でどぎついくらいの色彩感覚がすごく似合います。実際PVもそういうヴィジュアルでとられてたりしますし。でもそれぞれまた違った雰囲気を持っている。でもまとまって聴こえるんですよねぇ。
このままあと8曲くらい行けたら最高だったんですけどねぇ・・・笑

#1"Supremacy"はど派手ですね。
なんか言葉にするのは難しいんですけど、まさに「最強」って感じ。馬鹿っぽいなぁ。笑
6枚目にしてたどり着いた「境地」みたいな雰囲気がすごいして。誰もたどり着けない感じというか。曲が持っているエネルギーが半端ない。1曲目にもってこいです。


#2"Madness"は一転、極限までそぎ落としたミニマムなナンバー。前作で言うと"Undisclosed Desires"みたいな。

そして#3"Panic Station"はイントロのベースリフですべて持ってかれます。
これで上がらない人いないでしょ!
華やかな音だけどその中に見え隠れする危うさ、危なさ、毒気のようなものに魅了される一曲。


ついに全作聴き終え、予習もばっちりです。
12/10ロジャーズ・アリーナ公演、楽しんできます!!

★★★☆☆+α
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