Muse / Drones World Tour @Rogers Arena

musedronestour.jpg

いやあ、どうですかこの写真。
これを生で見れただけで、本当にバンクーバーに来てよかったと思いました。本当に一生モノの思い出。最高のライブでした。

バンド初という360度ステージをひっさげた今回の"Drones World Tour"は11月17日メキシコで幕を開けたばかり。
おそらく日本語では初のライブレポとなるのではないかということで、気合い入れて書いていきたいと思います。

会場となるのはバンクーバーのダウンタウンに位置するRogers Arena。
バンクーバーのアイスホッケーチームCanucksのホームらしく、普段はアイスホッケーとかをやってるみたい。
横浜アリーナとかを想像して行ったら意外と小さくて拍子抜け。それでもすごい人数入ってましたが。

今回奮発して1階自由席のチケットを買った(1万円ほど)ので、早めに会場入りして位置取りました。
でも今回は360度ステージということで、どこが正面とかはないのですが、偶然僕が陣取った位置に1曲目からマシューが歌いに来るなど、なかなかいい位置を取ることができました。しかも前から2列目。すごくいい位置から見れて最高でした。
だから上のような写真も撮ることができましたし。奮発した甲斐はありました。

さて、オープニングアクトのPhantogram(アメリカのエレクトロデュオ。音がクリアじゃなかったのが残念だった・・・)も終わり、予定開演時間になり、いよいよか・・・と思わせながらも、ここはさすがの大物。じらしてきます。
結局20分押しで開始。

最新作「Drones」の最後に収録されているまるで讃美歌のような"Drones"が流れ始める中、頭上を見上げるとそこには風船状のドローンが
計8体ほどのそのドローンが次第に隊列を組み始め、ステージの上に1列に並んだかと思うと、メンバーが登場、間髪入れずに"Psycho"を演奏開始。新作の中でも即効性の高いこの曲でお客さんのテンションは一気にマックス。"Fucking Psycho~!"のスクリームも会場全体で。
僕、この時点で「生きててよかった」と確信。

matthewbellamy.jpg
上述の通り、僕の真ん前のマイクスタンドで歌い始めたマシュー・ベラミー(Vo, Gt.)。
彼のナルシズムあふれるステージングは圧巻。ソロではひざまずき、広いステージをうまく使ってあちこち行き来しながら素晴らしいカリスマ性で観客を魅了。やっぱこんぐらいアクが強くないと、ロックスターは。
2曲目の"Reaper"のイントロでも「どうだ、俺ってかっこいいだろ!」と言わんばかりの弾きっぷりでした。

musebassist.jpg
ベースのクリスは、実際見るとめちゃくちゃ身長でかい。だから立ってるだけでステージ映え。ずるいなぁ。

musedrummer.jpg
今回のステージの真ん中の部分はゆっくりと回る仕様になっていたので、ドラムのドミニクのプレイを前後左右、すべてのアングルから見ることができました。ドラマーとしてはおなか一杯、幸せです。すげえ上手かったです。

そして今回、中央ステージの両脇には細長い通路があり、その先にまたステージがあるという作りだったのですが、その通路に時たま幕を垂らし、映像を流す演出も見られました。
"The 2nd Law: Isolated System"(意外過ぎる選曲にびっくり)ではいろんなグラフや幾何学模様が映し出されたり、他の曲でもメンバーのアップが映し出されていたのですが、この幕の演出で素晴らしかったのが"The Handler"。
幕の前にメンバーが立っていて、後ろの幕にはメンバーを操っている糸が映っていて、メンバーの動きに合わせてその映像も動くという。まさにメンバーが「ドローン」となっている状態なんですね。よく考えらえれた素晴らしい演出だと思いました。

そんな素晴らしい演出ですが、ところどころトラブルもあって。
"Undisclosed Desires"でも、メンバーの動きをカメラがとらえて、グラフィック化されたメンバーを幕にプロジェクションする演出があったのですが、ベースのクリスだけそれが移ってませんでした。かわいそうに。
プロジェクションとは関係ないのですが、"Time Is Running Out"では歌いだしマシューのマイクが故障したのか声が聴こえない場面もありました。でもそれはファンが「マシューの代わりに俺らが歌う!」と大合唱するという感動的な場面になったわけでございますが。
僕、涙腺が緩み気味に。

でもそういうトラブル以外の部分では文句なし。演奏もキレッキレでしたし、音響もデカい会場のわりにクリアでしたし。

そんな中僕が注目した存在がドラムのドミニクの後ろでキーボードとかパーカッションとかギターとかをサポートでやってる「4人目のMuse」と言っても過言ではないモーガン・ニコルズさん。
やっぱマシュー様は動きたいし目立ちたいので、"Uprising"なんかは最初ギターは持たずに立ちボーカルで演奏したりするんですね。あと"Resistance"でもピアノは弾かずに最初歌だけとか。そういう時にギターとかキーボードを担当していたこの人。
僕がドラム中心で見てたっていうのもあってすごくこの人も見てしまいました。
一番カッコよかったのが"Supermassive Black Hole"でカバサをやってた時。縁の下の力持ち感がすごくて。だってあの音がないとあの曲っぽくないもんね。それをノリノリでやるモーガンさん、ナイスです。

そんなこんなで素晴らしいライブをやってた彼らですが、やっぱりというか、案の定というか・・・
新作の10分超の大作、"The Globalist"をやってたんですが、盛り上がらなかったなぁ・・・
最初の静かなパートが長く続くところで僕の周りの人たちはお話を始めましたからね。
「Drones」のツアーだし、この曲をやって最後また"Drones"が流れて終わる、というのはすごくいい流れなんだけど、やっぱり曲がいかんせんそんなに良くない分、間延びしてた感は否めませんでした。

まあそれでも何やかんやで本編も終わり、アンコール一発目は"Mercy"。
この1番上の写真はその時撮った写真なんですが、もうフィナーレ感がすごくて。
写真をよ~く見ると分かるんですが、この舞っている紙吹雪、実は人の形をしていて。「Drones」のジャケットにもある形です。今回のツアーではバスドラのヘッドにも使われているモチーフだったんですが、その形に紙吹雪をカットするなんて、芸が細かいじゃないですか。
4枚ゲットして日記帳に貼らせていただきました。

そして最後はもちろん"Knights Of Cydonia"。
もうみんな歌うわ跳ねるわで大盛り上がり。熱狂の中3人はステージを去っていきました。
ステージの降り口もすごく近くてメンバーがすぐ近くまで来ました。握手とかはできませんでしたが。悔しい。

今年のフジロックを見逃してから後悔していたのですが、まさかこんな場所で、こんなデカいステージで、そしてこんな近くで見れるなんて思ってもいませんでした。
もう「このツアーで日本に行くな」ぐらい思い始めています。
いや、俺が帰国してからだったらもう一回行くのもありかも。
それぐらい素晴らしいライブバンドですよ、このバンド。

★★★★★

Set List
1. Drones
2. Psycho
3. Reapers
4. Bliss
5. Dead Inside
6. The 2nd Law: Isolated System
7. The Handler
8. Resistance
9. Supermassive Black Hole
10. Starlight
11. United States Of Eurasia
12. Madness
13. Undisclosed Desires
14. Revolt
15. Time Is Running Out
16. Uprising
17. The Globalist
18. Drones
-Encore-
19. Mercy
20. Knights Of Cydonia
スポンサーサイト
Theme: コンサート - Genre: 音楽

Comment

Leave a Reply


管理者にだけ表示を許可する