Five Finger Death Punch / Got Your Six

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6th、2015年、アメリカ
グルーヴ・メタル / オルタナティヴ・メタル

全編に漲るテンションがすごい


このアルバムは僕がカナダに来てから最初に買ったCD。そのくせ今まで聴いてなかったというね。
今年の8月の暮れにリリースされてたわけですから、9月上旬にカナダに来て店頭に並んでたのも納得。
このバンドが新作出すって知らなかったからちょっとびっくりしましたね。「ベスト盤かな?」と思ったりして。

正直買うかどうか迷ったんですよね。
前作「The Wrong Side Of Heaven And The Righteous Side Of Hell」2部作は個人的にパッとしなくて。
あまり聴き込んでないのも確かですが、そこまで聴き込む気にもなれなかったというか・・・曲が多いぶん散漫した印象。
今度また聴きなおしてみますが。

でも結果、買って正解でした。
12曲収録で41分、上がりきったテンションを下げないまま幕切れという。
これで正解なんじゃないですかね。特にこのバンドは紋切り型のバンドなので(それがいいのですが)あまり長いと飽きられてしまいます。
テンションの高さでいうと個人的に最高傑作だと思っていた3rd「American Capitalsit」を抜いて今までで一番じゃないでしょうか。

特にボーカルのIvan Moodyの進化には毎作驚かされます。
サビのクリーンの迫力がアルバムを追うごとに増してきている気がします。
Zoltan Bathory、Jason Hookの二人のギターワークも今作は際立ってます。ソロ・リフともにゴリゴリ攻めてるのが伝わってきます。

このアルバム何がいいって最初の3曲。ドタマ3曲ガッチリ決めてきたもんで、褒めるしかないですね。
ここではPVが公開されている#2"Jekyll And Hide"#3"Wash It All Away"を紹介したいと思います。

ラップっぽいヴァース部分と、重厚なコーラスパートの対比がいかにも彼ららしい一曲。

これまた彼ら以外の何物でもない1曲。サビのメロディがよい!ライブ見てみたいな~。

このほかにもいい曲が何曲もあるのですが、中でも秀逸なのが#7"Question Everything"
ドラマティックな展開、デジタルチックなアレンジ、そしてギターソロはアコースティック。いろんな要素が混ざった曲ですが、違和感なく聞かせるあたりさすが。

でも、ここまで完成度の高いアルバムを作られると、次が心配になってしまう・・・というのはおせっかいでしょうか。
このバンドは曲の雰囲気やアートワーク、ファッションなどすべてまとめて「5FDP」というブランドイメージを作り上げることに成功していて、それはすごいことです。
でもそれはいいかえればマンネリ化であり、ともすれば一瞬で飽きられてしまうかもしれません。
そうなっていないのは、いまだに高いクオリティの作品を作り続けているからでしょう。
これからもこのクオリティを保ち続けて、いや、上げ続けていってほしいです。

ちなみに「Got Your Six」っていうのは「俺はお前の後ろにいるぞ」って意味。
「6時の方向」ってことですね。勉強になります。

★★★★☆
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