Rage Against The Machine / Rage Against The Machine

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1st、1992年、アメリカ
ミクスチャー・ロック / ラップ・ロック

福沢諭吉、松本人志、RATM。


最近読んでる本の中にかの有名な福沢諭吉学問のすゝめ」があります。
結構読み応えがあって読むのに時間がかかってますが、読み終わり次第感想を詳しく書きます。
これを読んでいて感じるのが無念さ。
まだまだ新興国だった日本における民衆の志の低さ、学者の意識の弱さ。そういうものに対して「もっと頑張らねえとだめだぞ」と鼓舞する内容が満載でものすごくおもしろい。

そして話が全然変わっちゃいますが、僕は松本人志が2001年から2009年までやっていたラジオ番組「放送室」を最近よく聞いています。寝るまえとか。
松本人志が幼馴染でもある放送作家・高須光聖とただ気兼ねなくお話をする、という番組なんですが、これがまた面白い。
で、この番組でよく出てくるのが「アホ」の話。
その「アホ」っていうのは飛行機の中で騒ぐ客だったり、あるいはつまらないものを「面白い」とはやし立てる一般視聴者だったりするんですが、そういう話をしてる二人が熱くて面白いんですよね。
「もうアホは全員死んだらええねん」という松ちゃんからはもう怒りを通り越して悲しさすら伝わってきます。

なんでいきなりこの二つについて書いたのかというと、この2つと、Rage Against The Machineの伝えたいメッセージとの間に通ずるものがあるんじゃないかと、そう思ったんです。
そうやって無自覚に世間に流されるばかりの人たち、自分の頭で何も考えていない人たちに対して、まさに"Wake Up"と叫び続けたアーティストだと思うんです。

僕も最近この世間にはうんざりしてるんです。
やっぱアホ多いから。
日本もそうだし、こっち(バンクーバー)来てからもやっぱ思う。アホ多すぎる。
死んだらいいと思うやつがマジで多すぎる。
遊びに来てるようにしか思えない日本人留学生(もはや学問に興味がなくなってしまった自分のことは棚に上げる)、自分は他と違うというアピールに忙しいネット上の人たち、「最高かよ」とか「すこ」とか「んご」とかちっとも面白くないしオリジナルでもない語彙をネット上では使っては自分が面白いと勘違いしてるウジ虫野郎たち、日本人の女とやることしか考えてないサルみたいな外国人、使った皿を洗わないサルみたいな外国人、パーティーしては朝4時に人が寝てる部屋の前で騒ぐサル以下の外国人、バカ、クズ、ゴミ、センテンス・スプリング・・・
最近一番死んだらいいと思ってるのはドナルド・トランプ。
あの「反知性主義の象徴」みたいなサル以下のゴミ候補とそれを支持するアメリカ国民たちは、まとめて死んだらいいと思ってます。

でもこの音楽を聴いてすかっとしました。
月並みな言い方ですが、この音楽を大音量で聴いている間だけはそういうしがらみに対して負けてる気がしないというか。
そんな奴らはぶっ潰せると本気で思えるんですよね。
危ない言い方をすると「自分が強くなったと思える音楽」です。
福沢諭吉も松本人志もRATMも、そういう「劇薬」的な力があって、僕みたいな弱者にとってはもうたまらないわけですよ。
日頃の鬱憤がまあすっきりしますからね。

"Whudda' I got to, whudda' I got to do to wake you up? 
To shake you up, to break the structure up?
俺は何をすればいい? 何をすべきだ? お前たちの目を覚ますために
お前たちを奮い立たせるために。体制を破壊するために"



まずはZack de la Rocha(Vo.)のボーカルに耳が行きました。
こういった内容の詩を、彼が甲高い声で歌う。半ば叫ぶようにして歌う。
それを聴くことによって彼の怒りが聴き手の体に伝染していくような、素晴らしい表現力です。

ここまでず~っと詩の内容とかボーカルの話になってしまいましたが、やっぱバンドサウンドとしてもめっちゃかっこいい。
Public EnemyLed Zeppelinの融合」と言われるのも納得の重厚なグルーヴ。
ギターのTom Morelloはリフを弾く以外にも様々エフェクトを駆使し、ギターをパーカッシヴに使ってるなぁという印象。
そしてベースのTim Commerfordはちょーうまい。ギターリフとのユニゾンフレーズを引いていることが多いんですが、これがすげえうまい。弾く人が聴くともっと感動するんだろうなぁ。
そしてドラムのBrad Wilkはシンプルながら力強いビートで。ライブ映像見たらムキムキでたたき方もかっこいい。コピーしたくなるようなドラミング。でもこの感じ出すのって難しいんだろうな~。

そう、ライブ映像を見たらもっと彼らの持つカリスマ性がわかるかもしれません。3つばかり貼っておきます。
ほんと、身を削るようなパフォーマンスがひたすらかっこいい。ぜひ活動再開してほしいなぁ。無理かなぁ。
ドナルド・トランプにぎゃふんといわせてやってほしいけどなぁ。

#2"Killing In The Name"


#3"Take The Power Back"


#7"Wake Up"


なんでラップ・ロック大好きなのに今まで聴いてこなかったんだとも思ったけど、10代のころのあまり世の中に怒りを感じていなかった頃に聴いてなくてよかったなぁとも思います。
今のこの自分のメンタリティにぴったり合っていて、一気に好きなバンドになりました。
やっぱ巡り合うタイミングも大事だね。

★★★★★
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