の・ようなもの

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1981年
監督: 森田芳光
出演: 秋吉久美子、伊藤克信、尾藤イサオ、麻生えりか、でんでん ほか

ナウいっすわ


カナダに来てから聴き始めた(というのもおかしいが)宇多丸氏のラジオ番組「ウィークエンド・シャッフル」。
なにせ映画の特集から推薦図書特集、音楽の特集にすごくにっちな「タモリ倶楽部」的な特集まで、とかく僕の興味分野の好奇心をくすぐる番組なのだ。もっと早く聞き始めておけばよかった。
高校生のときとかから聴いてたらもっと変わってただろうなぁ。

というわけで、2016年1月16日放送分のこの番組の特集がこの映画の特集だった。
正確にはこの映画の続編であり、今月公開された「の・ようなもの のようなもの」をより楽しく見るための特集だったのだが、まあ遠方にいる身としては新作はあきらめるしかないわけで、泣く泣くこの映画だけを鑑賞した。日本に帰ったらレンタルしてみるんだもん。

<こんなお話だよ!>
落語家志望の若者が、恋愛したりいろいろ悩んだりする映画。その周りの人たちもいろいろ悩んでる。



今から35年前の映画だ。
それを頭に入れてみたはずなのだが、やっぱりダサい!!
登場人物たちのしゃべり方、言葉遣い、服装などなど。
その分この時代をうまくとらえているということなのだろうが、やっぱりこの21世紀にみると「ウッ」となるシーンも多かった。
まあ僕が今聴いてる音楽も着てる服もこのブログも、35年もたてばダサいんだろうけど。

あとやっぱり主演の伊藤克信のあまりの棒読み・滑舌の悪さ・訛りは受け付けなかった。
それを「かわいらしさ」とか「味わい深い演技」と評価している人たちが多くて驚いたのだが、僕にはその土壌はなかった。
ありふれた若者の日常を切り取った作品なだけに、自然なほうが僕好みでした。

あと「ゴダールっぽい」という評が多かった突拍子のない音声や映像のインサートも個人的にはダメだった。
これも好きな人も多いみたいなので、あくまで好みの問題かと。

というわけで、これは完全に「合わなかった、しょうがない」と思うしかないのかもしれない。
逆にこの2つが大好き、という人もいるわけで。そういう人にとっては素晴らしい作品なわけで。
だから完全に「駄作!!」と言い切るわけにもいかないというか。
個人的なブログなんだから言い切ってもいいのかもしれないが、僕自身今後この監督のほかの作品を見ていく中で評価が変わっていくかもしれないと思うわけで。

なんだかすごく煮え切らない評になってしまったが、それでも映像のきれいさは楽しめた。
特に終盤のしんととのひたすら歩くシーンなんかは昔の東京の街並みが新鮮なのもあって美しいと思った。
あと秋吉久美子のソープ嬢も楽しめましたよ、もちろん。笑

でも・・・どうしても・・・どうしても・・・合わなかったんだよ!!ごめんなさい!!
あと普通に落語って聞いたことないな、聞いてみたいなと思った。

★★☆☆☆

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Theme: 映画レビュー - Genre: 映画

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