Dream Theater / The Astonishing

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13th、2016年、アメリカ
プログレッシヴ・ロック / プログレッシヴ・メタル / メロディック・メタル

もはやミュージカル?曲だけじゃないアルバムとしての魅力


このバンドの作品を頭から最後まで聴いたのは今作が初めてだ。
曲単位でこれまで何曲かは聴いてきたが。
あの名作(と呼ばれている)「Metropolis Pt. 2: Scenes from a Memory」(1999)以来となるコンセプトアルバムで・・・みたいな解説はあちこちで読めるのでここでは割愛。

Twitter上でも是非という声が多かったため、ここでは僕なりの感想をちょこっと書くにとどめ、このあと公式HPに乗っているストーリーを完全和訳して載せたいと思う。あともう少しお待ちいただきたい。なるはやでアップするので。
この作品は純粋な音楽作品として聴くよりも、ストーリーを理解して聴いたほうが100倍楽しめるアルバムだと思うので。

僕はこのストーリーを一通り全部読んでからCDを聴き始めた。
そしたら歌詞もすんなりセリフとして入ってくるし、その世界観にどっぷりつかることができた。
このアルバムに対して「曲がつまらない、これといった盛り上がりがない」という感想を多く見かけたが、おそらくそういう人は音楽から入ってしまったのだろう。
決してそういう人を責めるわけにもいかない(だってこれは音楽作品なのだから)が、このアルバムに関してはストーリーと音楽がほぼ同じ重みをもっているといえるだろう。
曲の歌詞はすべて登場人物やナレーターのセリフだから、さながらミュージカルだな、と聴いていて思った。
これほど歌詞がわかりやすいコンセプトアルバムは初めてだ。
今作において曲は登場人物の発言の場であって、けしてかっこいい演奏やメロディを載せる場ではないのだ。
もちろん別に全然かっこよくないわけじゃないけどね。だったら最後まで聴けないし。

だから楽器陣のテクニカルな演奏の応酬を期待して聴くと肩透かしを食うこと間違いなしだ。
他のアルバムをきちんと聴いたことがないから比較できないが、このアルバムはすごくボーカルのジェイムズ・ラブリエにフォーカスが当たった作品だと思う。
そういう意味ではすごく「歌モノ」だと言ってしまっていい。
楽器陣の演奏はとても控えめで、曲によってはメタルというよりも純粋なプログレを聴いている感じ。

でも先行公開されていた第一幕と第二幕の実質的1曲目、Disc-1#3"Gift Of Music"Disc-2#2"Moment Of Betrayal"はほかの曲と比べて飛びぬけてよかったなぁ。貼っておきます。



この作風には賛否両論あるだろうが、僕は「賛」の立場だ。
これほどの大作をよく作り上げたと思う。
聴き終わったときの満足感は、質こそ違えど程度でいったら音楽的に充実した作品を聴いたときと同じだ。

・・・というのが僕の感想。
こう思えたのはやっぱり公式HPのストーリーをきちんと読んだからだと思う。
「でも英語だし・・・読みたくない・・・」っていう人のために!僕が完全和訳して差し上げよう。
そう、僕には時間がたっぷりある、暇人なのだ。
物語は別の記事で、第一幕と第二幕は分けて公開します。
2016.02.16追記:ストーリー和訳公開しました。コチラです。


★★★★☆+α
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Theme: HR/HM - Genre: 音楽

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