Deep Purple / Deep Purple In Rock

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4th、1970年、イギリス
ハード・ロック

ハード・ロック、はじめました


ついにこのレジェンドについて書く時がきた。
何を隠そう、おそらく僕が生まれて初めて聴いた洋楽がこのDeep Purple。
自分で初めて好きになって聴いたバンドはLinkin Parkで、今でも大好きなバンドなんだけど、Linkin Parkを聴いたのが中学生になってから。
でもそのずっと前、小学校3年生のころに、実は父親にこのバンドを聞かされていた。
父親はこの手の音楽の大ファン、というわけではないけれど、ギタリストとしてリッチー・ブラックモアが大好きなようで、家にはRainbowのLPやカセットがあった。
そんな父親にこのバンドのCD(なんかよくわからないベスト盤だった、マレーシアで購入した模様)を聴かされたときから、実は僕の音楽人生は始まっていたのかもしれない。
そのベスト盤が気に入った僕はひとりの時間でもそれをすすんで聴くようになり、家族でいるときにこのアルバムにも収録されている#3"Child In Time"のイントロを口ずさんでは父親を驚かせたことがある(記憶がある)。当時小3か小4。

でも結局このバンドとの接触はそのベストアルバムにとどまってしまって、今の今まできちんとオリジナルアルバムを聴いたことがなかった。
というわけで今回は1970年発表の通算4枚目のアルバム「Deep Purple In Rock」を聴いてみた。
なんでこのアルバムかといわれると、借りてiTunesに入っていたアルバムの中で一番古かったからだ。1st~3rdは借りてなかったみたい。

でもたまたま聞いたこのアルバム、実は結構な記念碑的な作品らしい。
イアン・ギラン(Vo.)、リッチー・ブラックモア(Gt.)、ロジャー・グローヴァー(Ba.)、ジョン・ロード(Key.)、イアン・ペイス(Ds.)といういわゆる「第二期ディープ・パープル」と呼ばれるラインナップで初めて製作された作品で、しかもそれまではサイケデリックなアート・ロック的作風が持ち味だった彼らが、大胆にもハード・ロックサウンドに路線変更をしたという、なんだか「大いなる一歩」感がすごいアルバムだ。

このバンドのラインナップといえば、個人的に想像するのはやっぱりこの第二期の5人だ。
この5人が岩に(In Rock)描かれたジャケットといい、「(ハード)ロック、始めました」と訳したくなるようなタイトルといい、変化を大々的に打ち出した作品になっている。
どうやら「Led Zeppelin売れてっしさ、俺らもああいうのやらね?」ということらしい。単純か。
でもこの1枚の成功によって、後世まで語り継がれる「ハード・ロックバンドとしてもDeep Purple」が誕生したのだから喜ばしい限りだ。
そのままだったら、今では60年代UKロックマニアの間でしか知られてない極めて無名なバンドになっていた可能性がでかい。

肝心の中身だが、フツーにかっこいい。
彼らのライブでの即興演奏的なにおいを感じさせるところもあるが、基本的にはわかりやすいリフにビート、そして攻撃的なボーカルという単純明快なハード・ロックサウンド。
まるで即興演奏のようなソロではギターとキーボードが大暴れ。かっこいい。特にラスト2曲、#6"Living Wreck"、#7"Hard Lovin' Man"でのジョン・ロードの弾きっぷりには脱帽。ハモンドオルガン最高。
そしてイアン・ギランのシャウトがすごい。これに関してはロバート・プラントをしのいでるといってもいいのでは。

やっぱり特筆すべきは#1"Speed King"#3"Child In Time"ではなかろうか。
前者はハード・ロックバンドに生まれ変わった彼らを象徴するような激烈なスピードチューン、後者は対照的にオルガンの旋律が印象的で、それでいて徐々にドラマティックに盛り上がっていく構成が見事な名曲。
どちらもハード・ロック史、ひいてはロック史に残る名曲だ。



ついにDeep Purpleを聴き始めることができた。今はそれがうれしくてたまらない。

★★★★☆
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Comment

代表作マシンヘッドよりこっちの方が面白いと思ってます
躍動感が全然違うので

2016/02/18 (Thu) 20:22 | akakad #OEZKBdis | URL | Edit
Re: タイトルなし

これからこれ以降のアルバム聴いていくのでそういう比較ができたらいいと思います!

2016/02/20 (Sat) 04:22 | いが #- | URL | Edit

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