H.e.a.t / H.e.a.t

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1st、2008年、スウェーデン
メロディアス・ハード・ロック / ヘア・メタル・リバイバル
中古CDを購入(2ndとの2 in 1)

とにかく上質な80'sハード・ロック


このバンド、昔BURRN!のインタビューで「H.e.a.tというバンド名には実は隠された意味がある。何かの短縮形なんだよ。そのうち話すけどね。今は教えられないけど。」みたいな発言をしていた気がするんですけどね。
今のところその正解は僕の耳に入ってきていません。
このバンド名だとYouTubeとかで検索するとき不便なんだよね。「Heat」で検索しても結構一般的なワードだからこのバンド出てこないし、「H.e.a.t」って打っても「Heat」としか認識されないから結局一緒だし。

というわけで、これがこのバンドのデビューアルバム。
2008年当時からB!誌では大きく取り扱われていた気がします。レビューも点数高かったのかな?
でも僕は当時他のアルバムとの兼ね合いであえなく断念。
でもずっと聴きたいと思っていたので去年あたりに2ndの「Freedom Rock」(2010)との抱き合わせセットをディスクユニオンだかどっかで発見して購入しました。
ボーカルが代わった3rd「Address The Nation」(2012)以降はリアルタイムで買ってます。

一時期雨後の筍(使ってみたかったフレーズ)のように出てきた80's回帰型バンドの中で、やっぱりこのバンドは頭一つ抜きんでた存在だと思うんですよね。
たぶん売れてるんだろうし、そしてデビュー当時結構若かったし。希望の星という感じで。

でもそれは決してオリジナリティがあるというわけではなくて、ひたすらに、べらぼうにクオリティが高いから。
それはすなわち先人たちの「模倣」にしか過ぎないわけだけども、ここまでの「再現度」でやられるとそれは立派な武器になります。
まあ伝統芸能みたいなものですね。有能な後継者が出てきたというべきでしょう。
80'sのHM/HRが好きな人ならチェックはマストですよ!

このバンドが特にいいなと思うところはコーラスの使いかた。
普通の80's型バンドならギャングボーカルで行くところをこのバンドは律儀にハモってるんですよ。
Def Leppardチックな、と言えばわかっていただけるでしょうか。メインボーカルを追っかけてみたりとか。
これが80’sっぽさ、ひいてはAORっぽさを加速しています。このバンドの持ち味ですね。

あとはギターソロもきちんと用意されているし、何よりうまい。ギターが二人いる強みもちゃんと生かしていますし。
曲を作るのもうまい。フックのあるメロディをこれでもかと量産しています。
最後のサビで転調する曲も少なくなくて、これまたいなたいんだけどやっぱテンション上がるよね。

何曲か僕のお気に入り曲を紹介していきましょう。
やっぱ聴いていただければこのバンドのクオリティの高さはすぐ伝わると思うので。

#2"There For You"

アルバム実質一曲目。
このバンドのサウンドが高密度でぎゅっと詰まった名曲です。
イントロのギターメロディで持ってかれる人は多いはずです。
このアルバムの中でも1、2を争う完成度。

#7"Straight For Your Heart"

この湿った雰囲気の曲も素晴らしい。
このバンドの持ち味であるコーラスの妙がくっきり出た曲。
アルバムの中では一番好きな曲です。

#9"Feel It Again"

これはサビの80's度が満点。5億点。
これが21世紀の曲だと誰が思うでしょうか?←もちろん褒めてますよ。

アルバム全体を見ると似たような雰囲気の曲が続いて、バラードがもうちょっとほしいのとアップテンポな曲も欲しい、とは思いますが、そう思いはじめるのはほんと10周くらい聴いてからです。
まずはこの高クオリティにやられっぱなしになるので。

まだこのバンドをチェックしてないLAメタルファンは今すぐCD屋さんに走れ!!

★★★★☆
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