Between The Buried And Me / The Silent Circus

thesilentcircus.jpg
2nd、2003年、アメリカ
プログレッシヴ・メタル / デス・メタル
Amazon Apple Music

曲にパンチはないけど・・・


なんだか聴いたことのある名前だったのでまるまるアルバムを7枚ライブラリに追加してしまったこのバンド。
Apple Musicは人をダメにします。平気でこういうことやっちゃうから。
いつになったら探求って終わるんだ。死ぬまで続くんだろうけど。

1st「Between The Buried And Me」(2002)だけはレーベルが違うみたいでApple Musicで配信されておらず、この2ndから聴き始めることにしました。

一聴した感じ、これまで自分が聴いてきたバンドで例えると「Protest The Hero-エモ+デス・メタル」という第一印象を受けました。
正直言うと、このような硬派なテクいデスメタルで、しかもメロディアス要素はあまりないとなると、もっぱら僕の専門外というか、聴くのが結構きつかったりするんですよね。

だからこのアルバムも苦手な部類のものかなー、なんて思っていたんです。
でも、何周かするうちにだんだんクセになってきました。人間の耳なんてちょろいもんですね。
変化自在のリフとグルーヴに引き込まれている自分を発見してしまってからはまた何周か聴きこんで、最終的には結構お気に入りの作品になりました。
これまではブラストビートのかっこよさ、ひいては本格的なデス・メタルの良さってあまりわかっていなかったんですが(メロデスは好きなんです)これからはだんだんその方面も聴いていけたらなと思いました。
ブラック・メタルを聴けるようになったら自分の中で一人前な感じがします。笑

ひたすらヘヴィでブルータルな展開の中でキラリと光るメロディが刹那的に挿入されていたり、すごいいきなり70年代ハード・ロック的なグルーブになったりと、とにかく節操がないサウンド。
でも基本はテクニカルでブルータルなデスメタル。あくまでそこに軸足を置いているという印象です。
そういう「チラ見せ」アレンジで印象的だったのは後半の#7"Ad A Dglgmut"#8"Destructo Spin"。前者ではいきなりメロディアスなギターソロが入ったり、後者では最後ブラック・メタル的にも聞こえるメロディアスなブラストパートがあったりと、耳を引く展開が。




でもやっぱりとっつきづらいというか、つかみどころがないというか。
僕はついつい曲単位で聴いてしまう癖があるのですが、それももうやめにした方がいいのかもしれませんね。こういうバンドに関しては。
「とびぬけたキラーチューンがない」とは思ったんですが、果たしてそれが的を得た批判なのかどうかもちょっとわかりません。
アルバム全体を聴いてなにか心に来るものがあればそれでいい気がしました。
Protest The Heroも曲単位できちんと覚えてるのって何曲かだけだし。
この基準で言ってもこのアルバムは「大傑作」にはまだまだ程遠い感じではありますが。
まだまだこの辺のジャンルの聴き方は模索中といった感じです。

最後に唯一のMVが公開されている#4"Mordecai"をば。
ラストのメロウなパートが聴きどころです。珍しくクリーンボイスもあったり。こういうドラマチックな曲が彼らの持ち味。
まだ今一つな感じは否めませんが。MVがシュールすぎます。


これ以降の作品も聴いていく予定なので、楽しみです!

★★★☆☆
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