『私の本棚』

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新潮社、233ページ
Amazon(Kindle版あり)

思わず本棚買いたくなっちゃうよ


<こんな本だよ!>
ずらっと揃った文学全集や、愛おしい本だけを並べた棚など本棚の思い出は人それぞれ。でも一番の悩みは、溢れる本との長年の格闘──小野不由美・椎名誠・児玉清・南伸坊・井上ひさし・荒井良二・西川美和・中野翠・内田樹・金子國義・池上彰・鹿島茂・福岡伸一など23人の読書家による、本棚にまつわるちょっといい話。


新潮社の雑誌に連載されていたエッセイをまとめた単行本。
このテーマが面白そうだったので購入しました。こういうニッチなテーマ設定で大人が語る、みたいなのに弱いんですよね。

やっぱり物書きを生業としているひとたちなので、蔵書数も半端ない人たちも多い。
井上ひさしさんは文字通り床が抜けてしまった体験談を書いていますが、われわれ素人の想像を絶する量の本を所有しているんだなあと。
僕は本よりもCDの所有量が年々増え続けていて、今ではおそらく300枚程度あるのですが、ずっとよさげなCDラックがほしいなと思っています。なかなかいいのがなくて買えてないんですけどね。
まあApple MusicとKindleというスーパーイノベーションを導入してからはその増殖に歯止めがかかると信じたいですけども。

あと皆さんが平等に悩んでいたのが「並び順」の問題。
内容でジャンル分けするのか、本のサイズで並べるのか。
このポイントで面白かったのが南伸坊さん。「怪しい趣味」と題された彼のエッセイは、「本棚を並び替えるのが趣味」という彼の本棚の並び替えについてのこだわりについて延々と書いています。
この気持ち、わかるなぁ。この何かきちんとしておきたいという感じ。
僕は本棚の並び替えは趣味ではないですが、iTunesの整理が大好きなんです。
Apple Musicで入れるとアーティスト名がカタカナになってたりして、そういうのを直したり、ジャンルも勝手に決められるのですがそういうも自分なりにちゃんと設定しなおしたりとか。
あ~、こういう性癖の持ち主ってほかにもいるんだ~と思って安心しました。

23人が23通りの本棚にまつわる物語を持っていて、フツーに読み物として面白かったです。

いや~、将来は絶対書斎を構えたいなあ。ドカンと。
いい感じの本棚と、いい感じのCDラックと、いい感じのアナログレコード棚と、高級オーディオ。
そしてコーヒーメーカー、高いパソコン、イケアのデスクと椅子。
そんな書斎。

★★★☆☆
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