吉澤嘉代子 / 東京絶景

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2nd、2016年、日本
ポップ
AmazonApple Music

遊び心が見え隠れ


Apple Musicをはじめてから聴く音楽の幅がグッと広がったのですが、こういう女性シンガーを聴くようになったのが大きい気がします。
こないだ聴いた片平里菜の「最高の仕打ち」が結構よくて、自分の中でマイブームが到来する予感がありました。

ということでこれまたApple Musicの新着の欄にあったこの作品を聴いてみることにしました。
この吉澤嘉代子さん、グーグルで検索しようとすると候補に「吉澤嘉代子 小保方」という文字列が出てくるくらい、あの小保方さんに似ています。
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似ていますね。

1990年埼玉県生まれ。
ヤマハ主催のコンテストでグランプリを受賞し、2013年にインディーズ、2014年にメジャーでそれぞれデビュー。
箒星図鑑」(2015)に続く通算2枚目のアルバムがコチラ。
なんだか「魔女修行中」というイタい独特の世界観を持っているそうで、「妄想の世界」の歌詞が人気を博していたようですが、この作品ではとても日常に根差した生活感のある歌詞になっています。

12曲44分という長さがお手ごろなのでサラッと聴けますね。
あまりにもサラッと聴けすぎて、言い換えるとあまり耳には残らなかった、というのが正直なところ。
曲が弱いと思ってしまいました。
最近聴いた片平里菜とどうしても比べてしまうのですが、片平里菜のほうが声も力強いし、だからこそ歌い上げるメロディにも力が宿っているような感じがするんですよね。
その分この吉澤嘉代子は曲も声も弱いと感じてしまいました。残念。

といきなり厳しいことを書いてしまったけれど、だからと言ってけして聴く価値がない作品だと思いません。
それは比較してのことであって、彼女には彼女の武器があって、そのフィールドで戦っている(誰と?)のですから。
僕がただちょっと苦手なタイプだっただけですから。
このふんわりした雰囲気の声にふんわり・かわいい系の歌詞がのっかっているので。
お寿司のガリについて歌った#4"ガリ"や、あの超有名キャラクターが登場する#6"ジャイアンみたい"、そしてさびでいきなりメタルになってしまう#8"化粧落とし"(マーティー・フリードマン(Gt.)、かみじょうちひろ(Ds./9mm Parabellum Bullet)が参加!)とか、ところどころで「遊び心」あふれる彼女の音楽に対する姿勢が見え隠れ。
とことん突き抜けてふざけているかとことんまじめにやるかどっちかが好きな僕としてはちょっと・・・と思ってしまいました。

その一方で気に入った曲もありましたので何曲か紹介。

#7"手品"

とにかく明るい一曲。歌メロがめっちゃキャッチー。
ドリーミーな雰囲気に合わせたちょっとエコーがかかったサウンドになっているのがいいですね。

#9"綺麗"

歌詞の内容も相まって、全体的に少女性を感じさせる彼女の声もこの曲では「オトナのオンナ」のように聞こえます。
なんだか化粧品のCMのタイアップに使われそう。

なんだか僕があまり好きじゃないということはクロウトのみなさんにはウケそうだな、なんてひねくれたことを考えてしまいました。
僕の好みは当てにならないのでね。
そのうち「最初から良いって言ってたことにしてください」っていいだすかもね。笑

★★★☆☆
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2016/03/30 (Wed) 01:49 | # | | Edit
Re: No title

> 「手品」は明るい曲ではないですよ。昔自分をもてあそんだ男を殺しに行く歌です。もっと深く歌を聴いてください。

僕はウソを書きたくないので。
聴いて感じ取れなかったことは書きませんし、今一度聴いてみてもそれについてはよくわかりませんでした。
いくらアーティストがそうインタビューでいっていたとしても、僕に伝わらなかったのは事実なので。

まあ、所詮はドシロートが言ってることなんで気にしないでくださいな。

2016/03/30 (Wed) 02:41 | いが #- | URL | Edit

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