UPLIFT SPICE / UPLIFT SPICE

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1st、2008年、日本
エモ / ポップ・パンク
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「エモいの」聴きたきゃこれを聴け!!


2014年9月27日のライブをもって活動休止していたこのバンドが、去年の9月に名前をTHE MUSMUSと改名して活動を再開していました。
寝耳に水やがな。
THE MUSMUS名義での1stミニアルバム「PROLOGUE」も去年年末にリリース済み。
ライブ活動も精力的に行っているみたいで、完全復活ですね。

そして今回紹介紹介するのはUPLIFT SPICE名義でのメジャーデビューアルバムです。
先に断っておきますが、めちゃくちゃサイコーなアルバムです!まずはツタヤに走れ!ツタヤのアプリでこのアルバムの在庫のある最寄りのツタヤに向かって走れ!

このバンドの最大の武器はなんといっても天才ボーカリスト・CHIO(千織、Vo.)のスーパーエモボイス。
一度聴いたらもう忘れられない力強さを持った彼女のボーカルはまさに唯一無二。こんなパワフルな女性ボーカルのバンドってなかなかいないです。
ほかの楽器陣の演奏に一人で対等に渡り合い、けり倒してしまうほどのパワーを持った歌唱にやられてしまうこと間違いなし。

そんな彼女が歌うメロディがこれまた絶品だからサイコーです。
#2"カノジョ"のサビメロは邦ロック史に刻んでもいいと思うんですけどね。頭サビだからすぐ聴けるよ。聴いてよ、ねぇ。

名曲だ・・・

しかもあくまで日本語にこだわった歌詞が素晴らしくエモい。
この#2"カノジョ"のサビもやばいでしょ。

マシンガンでも壊せなくて
キャタピラーでも潰せなくて
宇宙人でもたぶん見つけられなくて
ロケットでも届かなくて
レーダーでも探せなくて
だけどその眼差しの先にそれはあるんだ


日本語だからただでさえまっすぐに胸にズシンと響くメッセージが、CHIOという素晴らしいフィルターを通して放たれるため、その強さは100万倍。
YouTubeのコメント欄を見るとなぜか英語のコメントが多いけど、日本人にこそ聴いてほしいバンドでありボーカリストです。

・・・と、ここまでボーカリストのCHIOと#2"カノジョ"という名曲についてしか書いていないことに気が付いてしまったのですが、このアルバム、ほかにも魅力がいっぱいです。

演奏もめちゃくちゃかっこいいです。
サウンドとしてはこれまたまっすぐで真摯なエモ/ポップ・パンクで、その点での目新しさはないのですが、なにせ作曲のセンスがずば抜けてる。化け物。
曲のバラエティが幅広くて聴いていて飽きないのに加え、デビューアルバムなのにも関わらず後半に向けて一切ダレることなく最後まで楽しんで聴くことができる。要するに「名盤」ということです。必聴。
あまり知られていないバンドですが、ホントにオススメしたい。
ONE OK ROCKとかから入ったリスナーとかはこういうバンドまでちゃんとディグするんでしょうか。たぶんしないでしょう。しろよバカ。

YouTubeに音源が転がっている曲が少ないのですが、見つけた曲をいくつかご紹介。

#5"NGC224"

「NGC224」というのはアンドロメダ銀河の学名?らしいです。
ベースとドラムが作り出す直線的なグルーヴがまさに宇宙を高速で旅しているような雰囲気を作り出しています。
端的に言ってサイコーの曲。

#6"パンドラの箱"

勢いがものすごいパンクナンバー。メンバー全員全力疾走といった感じ。
ギターリフにハモるベースがめちゃくちゃかっこいい。カバーしたい。僕ドラムだけど。
このベースは#3"hallelujah"でもめちゃくちゃかっこいいフレーズひいています。拍手。

この次の#7"ミュゲー"がもうこれはこれはエモくてたまらない素晴らしいバラードだったんですが、音源見つからず。このアルバムで一番といっていいくらいの曲だけに残念。皆さん買うなり借りるなりして聴くこと。約束です。

#8"摩天楼"

後半になってまだこんな余力を残していたのか!と驚かされる一曲。
このバンドの持ち味である「サビ力(さびりょく)」が大爆発している曲。
ギターソロもかっこいいです!

この次の#9"華と蝶"は椎名林檎ばりの毒々しいメロディ&歌詞で印象的。
このアルバムは最後の最後までかっこいいんだから。

デビューから8年、かなりこういう音楽が受け入れられる土壌はその当時よりも整った気がします。
再評価の動きよ、あれ!

★★★★☆+α
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