森博嗣 『孤独の価値』

孤独の価値
幻冬舎、182ページ
Amazon(Kindle版あり)

超・強化型読書


最近はタマフルの「推薦図書特集」を聴きあさっています。
推薦されている本は結構お高い単行本とかが多いので、さすがに買えず(そもそもKindle版がないものが多い)。
帰国してから図書館で徐々に読んでいきたいと思います。
そんなタマフルの「推薦図書特集」の中で出てきたのがこの「強化型読書」という言葉。
定義としては「自らの信念・思想を肯定するような書籍を読み、その信念・思想を強化すること」といった感じでしょうか。
その意味ではこの読書は僕にとっては「強化型読書」でした。

<こんな本だよ!>
人は、なぜ孤独を怖れるのか。多くは孤独が寂しいからだと言う。だが、寂しさはどんな嫌なことを貴方にもたらすだろう。それはマスコミがつくったステレオタイプの虚構の寂しさを、悪だと思わされているだけではないのか。現代人は〈絆〉を売り物にする商売にのせられ過剰に他者とつながりたがって〈絆の肥満〉状態だ。孤独とは、他者からの無視でも社会の拒絶でもない。社会と共生しながら、自分の思い描いた「自由」を生きることである。人間を苛む得体の知れない孤独感を、少しでも和らげるための画期的な人生論。


この前に読んだ「縁の切り方 絆と孤独を考える」に続いての強化型読書。

留学に来てからはとにかく孤独で孤独で。
もともと一人の時間がかなり欲しい人だったので、大学入学直後からサークル活動とその自分の時間のバランスに思い悩んでいました。
特に留学直前はかなり多忙で、あまり自分の時間が取れない時期が続きました。
だからこそ「留学行ったらそういう時間が手に入る」と思い聞かせてその時期を乗り切ることができいたのですが、いざ来てみるとフツーに寂しい。
今ではフツーに帰りたい。あと2か月切りましたが。
みんなでワイワイしたい。

・・・といいつつも、やっぱりこうして一人で過ごした時間はすごく有意義だったと思っています。
このブログも見ていただければわかりますが留学に来た2015年9月からの更新量が異常なことになってます。
それはすなわちいろんな作品に触れることができたということですごく良かったと思っています。
これだけ自由に本だの映画だの楽しめるのもあと1年半くらいですから。
日本に帰っても週一くらいでは映画館通いたいよ。本読む時間とか欲しいよ。こうして昔のタマフルを聴きながらブログ更新する時間は欲しいよ。

こういう世間でいう「寂しい人」である僕にとってはこの本は「よく言った!」の連続。
そういう意味では別に新しく得ることはなかったです。これが強化型読書の弊害なんですが。
しかも182ページという驚きの短さで、内容も正直薄かったです。
でもまあ、普段から「絆」とか「邦ROCK好きとつながりたい」とか言ってる人たちは読んでみるといいんじゃないですか。
まあ読まないだろうけど。

いまも部屋の外ではイギリス人どもが騒いでやがる。うるせえなぁ。
お前らも部屋で本とか読めよ。

★★★☆☆
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