【ジャズを聴いてみよう Vol.1】 Sonny Clark / Cool Struttin'

Cool Struttin 
1958年、アメリカ 
ジャズ / ハード・バップ 
  
ジャズ童貞、捨てました。


新コーナー始まりました。 
「グラミー賞を聴いてみよう」に続いて「ジャズを聴いてみよう」。 
コーナーを作って聴くものとそうでないものの違いは、「普段僕が聴かない音楽を聴いてみよう」ということです。 
Apple Musicを始めてからというもの、こういう新しい音楽への挑戦が極めて気軽にできているのがとてもうれしいです。 

このジャズっていうジャンルがね。
ずっとあこがれだったわけですよ。 
「ジャズ聴いてるってかっこいい」という感情と「でも敷居高いなあ」というジレンマ。
誰もが感じたことがあるのではないでしょうか。 

マジでジャズは意味不明ですからね。 
全部即興なの?曲は自分たちで書いてるの?「スタンダード」って何?ジャズの起源って?マイルズ・デイビスってだれ?チャーリー・パーカーってだれ?何弾く人?ビバップって何?昔のだけなの?今のもあるの?「名演」って何ですごいの? 
そして、誰もが思ったことがある疑問ナンバーワンが「何から聴くのがいいの?」というものだと思います。 
まあこれはどんなジャンルにでも、あるいはどんなアーティストにでもついて回る音楽界の「あるある」な疑問なんですが、このジャズという音楽の高尚なイメージと敷居の高さからこの質問に対する回答の需要ってほかのジャンルの比じゃないと思うんですよね。 

僕もずっとその疑問を持ち続けていて、だからこそずっとジャズを聴きはじめることができないでいて、ずっとずっと何かいい方法はないかと思っていました。 
でもそれはApple Musicを始める前だったので、CDを購入あるいはレンタルすことが前提になっていて、そういう面での「失敗」を恐れてのことでした。 
でもApple Musicという最強のレンタルショップを手にした今、「失敗」を恐れる必要なんかないんです。 

今回もこのコーナーを始めるにあたってそれはそれはいろんなワードで検索しましたよ。 
レンタルや購入となると、そうやって調べて出てきた作品をどこかにメモって、中古CD屋さんやTSUTAYAに足を運んで探して、お金を払って聴くという流れになります。お金もかかるし疲れる。 
ところがApple Musicならそうやって出てきた作品名でiTunesで検索をして、「ライブラリに追加」の「+」ボタンをぽちっと押すだけ。
お金もかからない(月額980円だけどね)し、疲れない。ちょっと目が疲れるくらい。 
みんなもApple Musicで新しい音楽の旅に出かけようよ。 
このコーナーを通じてジャズのお勉強をしていこうと思います。 
ジャズに詳しい人はオススメを僕に教えてくださってもいいんですよ。
もちろん詳しくない人にとっても役に立つようなレビューを心がけたいです。 

というわけで今回、僕のジャズバージンをささげることにした記念すべき第1作品目は、この作品。 
いろいろ検索したサイトでも「最初の一枚にはうってつけ」という文句が踊っていたのが理由です。 
とかくこの「ジャズ」という音楽にきちんと触れたのは初めてなので、今回はこの作品の感想というよりかはジャズという音楽ジャンルに対する感想になってしまうかもしれません。どうかご容赦を。 

このSonny Clarkという人はピアニスト。 
この作品をはじめ日本ではかなり高い評価を受けているのに対して、本国アメリカでは全く評価されてこなかった(し、現在もそうらしい)というのが面白いです。ジャズ界のBon JoviMr. Bigか。 
その人が中心となってレコーディングしたのがこの作品。
メンバーもなかなかすごい人たちらしいですよ。今後聴く作品にも参加しているのかもしれません。 

今回、人生で初めてジャズを30分以上続けて聴いたわけですが、そこでいろいろジャズについて知ることができたような気がします。 
なんてことを言うと玄人の人に「1枚聴いただけでわかったような口をたたくな」と言われてしまいそうですが、知識が0から1に増えたことは素直に褒めてほしい。 玄人のみなさんにはもはや経験できない素晴らしい体験なんだぞ! 
各曲とも大体構成は同じ。
楽曲の主題(テーマ)が演奏される→各楽器のソロ→テーマに戻る
という構成(で合ってますか?)。
「たったそれだけ?」というべからず。
これだけのことなのに1曲は大体10分程度。

ということで各プレイヤーのソロが楽曲の大部分を占めるわけですよ。
「名ソロ」とか「名演」という意味が少しわかった気がします。 
同じ曲でもやる人が違えば、さらに同じ曲を同じ人がやっても、10枚あれば10通りのプレイがあるわけです。それによって作品の良し悪しが判断されるんですね。おそらく。 
もちろん「グルーヴがさあ」みたいな楽しみ方もあるんだと思いますが、まだ何の比較対象も持たない僕としては今回はとにかくグルーヴがどうのこうのというのは置いといて、その上で奏でられるソロを楽しむ聴き方をすることしかできませんでした。 

でもまあどっちにしろジャズというのは演奏の妙を楽しむジャンルなのかなと。

やっぱりジャズミュージシャンってすごいですね。
「全部の楽器は突き詰めていくとジャズにたどり着く」というのが僕の持論なのですが、それを改めて感じました。 
かっけえよやっぱ。かっけえぜ。すっげえ。 
即興なのは聴いててわかるんだけどそれでも全然飽きないし、それどころかずっと聴いていられる。 
まだ全然わからないから個々のプレイヤーのプレイがどうの~みたいなのは言えないけれど、とりあえずKREVAじゃないけど「これが基準」ってことで。 
  
#1"Cool Struttin'"#2"Blue Minor"も、テーマの部分のフレーズはどこかで聴いたことあるなあという印象。
特に後者のテーマはいいですね。Sonny Clark自身の作曲ということで、すげえなと。 
もちろん有名曲だから何かに使われていた可能性もあるけれど、ちょっと自信なし。 
初めてのジャズ体験、このアルバムでよかったと思ってます。文句なしにかっこよかったです。 

今日は記念すべきジャズ記念日。 
 

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