Iron Maiden The Book Of Souls Tour 2016 @Rogers Arena, Vancouver

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ありがとう、ありがとう、そしてありがとう。


注意!:来週に控えた日本公演のため、具体的な曲名は伏せてライブレポを書いています。
セットリストが知りたい方はこの記事の一番下にあります。
知りたくない方はあまりスクロールしないように。

たぶん僕が初めて見たヘヴィメタルのライブビデオが、このIron Maidenの「Live After Death」だったと思います。
NHKのBSの深夜にやってた番組で流れてました。伊藤政則が最初と最後にちょこっと出て解説みたいなのしてた記憶があります。
まだこのバンドの曲すらちゃんと聞いたことのない時期です。
初めて見た「動くメタルバンド」。その姿はとにかくかっこよくて、衝撃的で、まだ中学生だった10代の男の子に「何か」を与えるには十分すぎました。

そしてそれから10年が経って。
ついに生で見ることができたこのメタル界のレジェンドは、10年前にビデオで見た、約30年前のパフォーマンス映像と何ら変わらない迫力とすごみで、大学生の20代の男の子に再び「何か」を与えることに成功してしまいました。

バンクーバーでのライブ鑑賞はもはや7回目になりました。ここまで来ると小慣れたものです。
会場はMuseの「Drones」ツアーと同じ、Rogers Arena。
早めに会場入りをしてTシャツを2枚購入。カナダ限定の仕様もあったりしてうれしかったです。日本でもそういうの売るのかな?
そのあとはビールを軽くひっかけて自分の座席へ。Museではフロアのチケットを買えたので前から2列目で見ることができましたが、今回は2階の指定席。

やっぱMaidenを見に来るファンは熱烈ですね。
今まで行ったどのライブのお客さんよりもパッションがすごい。
開演前から会場内では雄たけびをあげたり口笛を吹く人が続出。今まで見たことがない雰囲気で、このバンドのすごさがわかるというものです。

そうこうしているうちに開演時間になり、オープニングアクトのThe Raven Ageが登場。
なんだか曲もつまらんし、なんでこんなバンドが…と思っていたのですが、今調べてみて納得。スティーヴ・ハリス(Ba.)の息子がやってるバンドなんですね。納得。
同じ息子バンドならブルース・ディッキンソン(Vo.)の息子がやってたRise To Remainの方が100倍曲よかったぞ。なんで解散しちゃったんだよう。

というわけでこのバンドを途中で抜けてトイレに駆け込み、たまたま遭遇した友達と談笑しているうちにオープニングアクトは終了。
あとは真打、Iron Maidenの登場を待つのみ。

恥ずかしながら、僕、このIron Maidenの出囃子として知られるUFOの"Doctor, Doctor"がどんな曲か知らなかったんです。
だから客が騒ぎ始めたのを見て、「あ、これがかの有名な」と思って慌てて立ち上がりました。
曲が終わると同時に暗転。

そして現れたこの伝説のバンド。
あのビデオで見ていたあのバンドが目の前に。
それが信じられず、しばらくの間僕は棒立ちで突っ立っていました。茫然自失とはこのことです。
鳥肌が立っていくのが感じられました。アドレナリンが分泌されるのも。目頭が熱くなるのも。
この時点で、「今まで見てきたどんなライブよりも記憶に残るだろうな」というのは確信していました。
30年以上にわたってヘヴィメタルというものを作り上げてきた6人が、今目の前で演奏をしているという事実が僕の平静を奪っていきました。

そう、30年以上。
今調べてみるとこのバンドの平均年齢は59.5歳。もうすぐ還暦です。
これ、たぶん本人たちは気づいてないです。
それほどにエネルギッシュ。
これだけ元気いっぱいにライブをするバンド、若手ですら全然見たことがありません。
特にオープニングアクトのThe Raven Ageよ。父ちゃんたちを見習えよ~。

ひときわ目立っていたのはブルース・ディッキンソンとヤニック・ガース(Gt.)。
二人とも飛び跳ねるしいろんなもの振りまわすし、ほかの二人がソロを弾いてるときとか常にじゃれあってるし。
かっこいいやらかわいいやらなんなんだか。笑

これだけはしゃいでいて全く演奏も歌唱もぶれないのがすごいですね。
特にブルース・ディッキンソンのボーカルはこりゃあ死ぬまでよくなり続けるんじゃねえかってくらいの絶好調っぷり。
生「Scream for me, Vancouver!」もしっかりいただきました。死んでもいいな、って思いました。

音響も全然問題なかったです。今考えるとやっぱりこないだ見たDisuturbedのライブは最悪だったな。

演奏だけじゃなくていろんなギミックや衣装にこだわったショウはただのコンサートではなく、さながらミュージカルのよう。
楽器を持ったメンバーそれぞれが動き回るさまも見ているだけで「かっこいい!」と思えるし、「ショウ」って、お客さんを楽しませることってそういうことだよなと改めて実感。
これがまさに「積み上げたキャリアのショウケース」ですね。まさにキング・オブ・ステージですよ彼らは。

アンコールが終わって、アリーナを出て。
帰る時に、着ているTシャツがこれほど誇らしく思えるライブもなかなかないよな、と思いながら帰路につきました。

日本の皆さんも来週、ぜひ楽しんでください!!

★★★★★

この下にセットリスト有り。見たくない人はUターン!!

















1. If Eternity Should Fail
2. Speed Of Light

3. Children Of The Damned
4. Tears Of A Clown
5. The Red And The Black

6. The Trooper
7. Powerslave
8. Death Or Glory
9. The Book Of Souls

10. Hallowed By Thy Name
11. Fear Of The Dark
12. Iron Maiden

-Encore-

13. The Number Of The Beast
14. Blood Brothers
15. Wasted Years

太字が最新作「The Book Of Souls」(2015)からの楽曲。
今回の北米ツアーはずっとこのセットリストでやっているみたいです。さて、日本ではどうなることやら。
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Theme: LIVE、イベント - Genre: 音楽

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