9mm Parabellum Bullet / Termination

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1st、2007年、日本 
インディー・ロック / オルタナティヴ・ロック 
  
中盤の隠れた名曲こそ聴け!!
このバンドが大好きなんです。 
「ダサい」「中2御用達バンド」とかなんと言われようと。 
30になっても40になっても聴き続けるバンドです。 
なぜなら僕の青春はこのバンドともにあったから。 
 
高校一年生の時、クラスが同じで軽音の奴(ONE OK ROCK感情エフェクト」の記事にも登場した彼)に「これバンドでやりたいんだけど」と聴かされたのがこのバンド。 
中2病をこじらせ、洋楽しか聴いていなかった僕にとって邦楽のロックを聴くのはとても新鮮だったのを覚えています。 
「かっこいいけど、ドラム難しそうだよ~」というのが最初の印象。 
それでも僕でも叩けそうな曲ということで一番最初にやろうと決めたのがこのアルバムにも収録されている#2"Discommunication"でした。 
夏の文化祭に向けて僕らはこの一曲だけをひたすら練習しました。この一曲だけを文化祭で披露しました。 
これが僕の初めてのバンド体験です。最初はこの最後のカオス部分が聴きとれずに苦労した記憶があります。懐かしいなあ。 
 
そんなバンド仲間の影響で特にこのバンドは狂ったように聴きまくりましたね。 
だからもちろんこのアルバムも全曲全部覚えてるし(叩けるわけではない)、全曲大好き。 
上で取り上げた#2"Discommunication"やタイトルトラックである#10"Termination"、彼らのデビューシングル#11"The World"なんかはもはや有名ですし、これらの曲をいくら「いい!いい!」と言ってもあまり有意義な記事ではない(いつも有意義ではないのだけれど)ので、ちょっと今回はあまり普段取り上げられない、日の目をなかなか見ない、アノ曲とアノ曲の2曲に的を絞って書いていこうかなと思っています。 
このアルバムからの人気曲といえば、ライブの定番曲でもある5拍子のグルーヴが心地よい#5"Sleepwalk"や爆裂疾走暴走暴れまくり絶好調チューン#12"Punishment"がありますね。 
オープニングナンバー#1"Psychopolis"も結構やってるイメージ。静と動の間を行き来する劇的さがまさに9mmサウンドという#3"Heat-Island"も同様。 
軽快なリズムが心地よい#5"砂の惑星"#6"Heart-Shaped Gear"、急激に壮大に広がっていく展開が素晴らしいカタルシスを生む#7"Sundome"あたりも結構人気曲なのではないでしょうか。 

ここまで読んだ9mmファンなら僕が何と何を残したのかもうお分かりかもしれません。 
そう、#8"Battle March"#9"Butterfly Effect"の2曲について、ちょっとつらつらと書きたいと思います。 
あくまで僕のイメージなので、全然人気曲だったらどうしようと思っています。 
でもこのアルバムの中では比較的地味な方の曲じゃありません?そこは納得してくれません? 
 
というわけでまずは#8"Battle March"から。 
イントロのギターリフ、これは"Punishment"と並んで語られてもいいくらいの名リフだと思うんですけどね。 
中盤やアウトロで、このリフというかフレーズを楽器陣が総シンクロでやる部分があるのですが、そこの絶妙な「軍隊の行進」感といいますか、そこに非常にフェティシズムに近い感情を覚えるのは僕だけでしょうか。 
この曲、かっこいいよ! 
 
・・・と、ここまでは単なる序章。僕がほんとに、本当に、マジでガチで語りたいのは次のこの#9"Butterfly Effect"のことなの! 
この曲、このアルバムで1番好きな曲であるのはもちろん、9mmのオールタイムベストを作れといわれたらベスト5に入れてもいいくらいの一曲。 
このバンドってどうしても激しい曲ばっかりが取り上げられがちだけど、僕は逆にこのバンドのこういう曲こそすごく評価しています。 
"カモメ"なり"黒い森の旅人"なり、彼らの持ち味である「展開の妙」で聴かせるこういう曲にこそこのバンドすごさがあると思っています。 
その点、この曲はそういう路線の9mmのある意味原点ともいえる曲でないかと思います。 
イントロから聴かれるクリーントーンのギターリフが全編を通して貫かれるし、ドラムもほぼ一定のパターンを繰り返していく。 
その上を菅原卓郎(Vo, Gt)のボーカルと滝善充(Gt.)のギターがまさに「蝶のように」自由に舞っているイメージです。 
特にラスサビの滝のまさに踊るようなクリーンでのフレーズ運び、そしてそのあとに待ち受けている轟音ゾーンへの展開は何度聴いても鳥肌モノです。 
YouTube等の音源を貼れないのが非常に残念。マジでいい曲だからマジで聴けよ! 
「9mmはうるさいから聴かない」という人にもオススメなので。 

邦ロックに興味があってこのアルバムをまだ聴いていないという人はもういないと思いますが、そうじゃない人もこのアルバムは聴いてみるといいのではないでしょうか。 
この衝撃をぜひ味わっていただきたい。

オススメです! 
  
★★★★★

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