そんな彼なら捨てちゃえば?

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2009年
監督: ケン・クワピス
出演: ベン・アフレック、ジェニファー・アニストン、ドリュー・バリモア、ジェニファー・コネリー、ケヴィン・コナリー、ブラッドリー・クーパー、スカーレット・ヨハンソンほか

だらだらと続く「恋バナ」映画

上映時間2時間10分。長かった、長かったよ・・・

<あらすじ>
いつも自分が空回りしてしまい、一向に運命の相手に出会えないジジ(ジニファー・グッドウィン)、同居して7年になるのに結婚する気のないニール(ベン・アフレック)と、本音を隠しつつも実は結婚したいベス(ジェニファー・アニストン)……。メリーランド州ボルチモアを舞台に、さまざまな事情を抱えた男女9人の恋模様が交錯していく。



う~ん。。。
「恋愛群像劇」としては最近見た「大停電の夜に」(2005)とか、「ラヴ・アクチュアリー」などいままで数々の素晴らしい作品と出会ってきましたが、この作品は残念ながらその仲間入り、というわけにはいきませんでした。

個々のエピソードが凡庸でつまらない。これに尽きますね。
それぞれの登場人物同士が「知り合い」ということだけで成立しているので、上で挙げた2作品のような最後に向けての上質なカタルシスが全く感じられず。
最後の演説めいた着地なんかはひどいですよ。「一歩前に踏み出すこと」「希望を捨てないこと」みたいな文句で強引にこれらのエピソードを束ねちゃう。2時間見続けた結果がこれかよ、と徒労感が残る映画でした。

超豪華キャストで贈る、男子禁制のガールズ・トーク・ムービー!」というのがこの映画のキャッチコピーなのですが、まさにそんな感じ。
知らない人たちのあーでもないこーでもないという「恋バナ」をただただ聞かされるような2時間でした。しかもオチがないのだから始末が悪い。
それを楽しいと思う人もいるんでしょうけど、僕はちょっとダメでした。
途中でトイレに行こうと思って一時停止したときにちらっと見えた再生時間がちょうど半分くらいで、「あと1時間もあんのかよ!」と半ば絶望感を感じたという。

キャスト陣(だけ)は(無駄に)豪華ですね。
なんだか聞いたことのある名前がちらほら。
一番印象的だったのはジェニファー・コネリーという女優さん。
大学時代から付き合ってた男と結婚したのはいいものの、なんだか幸せを感じられない・・・みたいな役どころなんですが、その神経質でピリピリしてる感じの不安定な感じが非常に絶妙でよかったですね。
中でも印象的だったのが、ヒステリーを起こして壁にかけている鏡をたたき割るシーンで、そのあとすぐにホウキとちり取りを持って戻ってくるまでをワンカットで見せるという場面。笑っていいのか、なんなのか。でも面白かったです。

あと、「自称・恋愛のプロ」みたいなバーの店員を演じるジャスティン・ロングという俳優さんもよかったですね。
見るからに「こいつ、頭良さそ~!ほんでもってモテそ~!」という何とも憎めないキャラクターを見事に演じきっています。
でもこれと「ダイ・ハード 4.0」(2007)以外にあまり有名な作品に出ていないのが残念。

と、まあ一部のキャストしか褒めるところがないというちょっと残念な映画でした。

★★☆☆☆

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Theme: 映画レビュー - Genre: 映画

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