Journey / Journey

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1st、1975年、アメリカ
プログレッシヴ・ロック / フュージョン
AmazoniTunes(Apple Musicあり)
★★★★☆

プログレから始まりました。

今では産業ロック・AOR・ハードロックバンドとしての地位を築き上げたこのバンドですが、このデビューアルバムでは趣がだいぶ異なりまして。
今回はこのアルバムを取り上げたいと思います。
当時の邦題は「宇宙への旅立ち」。まあジャケットとバンド名を鑑みての命名なのでしょう。

ニール・ショーンを中心に結成されたこのバンド、結成時からしばらくはこのアルバムで聴かれるようなフュージョンよりのプログレをやっておりました。
当然中期以降のポップ路線のほうが知られていますし売れてもいるんでしょうが、この初期の作品群もフツーにプログレとして質の高い作品が並んでいます。
このままでいっても「知る人ぞ知る名バンド」的な立ち位置は獲得できたのではないでしょうか。特にここ日本とかで。

このころは専業のボーカリストもおらず、半ばインストバンドのような形だったようです。
実際このアルバムにも2曲インスト曲がありますし、それ以外の曲でも歌モノの曲は一切ありません。
スティーヴ・ペリー加入以降のこのバンドのイメージからはかけ離れていて面白いですね。

このアルバムで演奏しているのは以下のメンバー。
グレッグ・ローリー(Key, Vo.)
ニール・ショーン(Gt.)
ジョージ・ティックナー(Gt.)
ロス・ヴァロリー(Ba.)
エインズレー・ダンバー(Ds.)
このうちニールとロスは今でもこのバンドでプレイしていますが、それ以外の方々はもうバラバラになっておしまいになられました。ちゃんちゃん。
とはいってもこの後何枚かの初期作はしばらくこれを基本とした布陣で製作されています。

このなかで一番その後も活躍したのはドラムのエインズレー・ダンバーだと思います。
フランク・ザッパのバンドやDavid Bowie、サミー・ヘイガーやUFOの作品にも参加。
そしてなんとWhitesnakeあの傑作「Whitesnake」(1987、通称「サーペンス・アルバス」)にも参加している人だそうです。
すごうで~!

演奏はうまいし、曲もなかなかいい。たまーに引っ張り出して聴くには最適のアルバムです。
以下、僕のお気に入り曲を3曲ばかりご紹介。

#1"Of A Lifetime"

泣きのギターメロディが冒頭から冴えわたるJourney渾身のデビュー曲。
グレッグ・ローリーのいかにもプログレらしい気張らないボーカル含めて非常にいい雰囲気です。
でもやっぱりニール・ショーンがいい音させてます。最後に向けてソロが盛り上がっていく展開はかっこいい。サイコー

#3"Kohoutek"

インスト曲。
静かで暗い雰囲気でゆっくり始まったと思いきや、途中から一気にテンポアップ。
そこからスリリングなキーボードとギターのソロ合戦が始まります。
この疾走感と演奏力の高さ、そして曲としての構築力の素晴らしさに持って行かれる名曲だと思います。
結構このアルバムの中ではハイライトだと思います。

#5"Topaz"

もう一つのインスト曲。このアルバム唯一のジョージ・ティックナー作曲の曲です。
こっちもカッティングがかっこいいロックなパートと高速スウィングのジャジーなパートを行き来するドラマチックな一曲。
そしてとにかくギターを弾きまくっています。ジョージもソロを取っているのでしょうか。
とにかくかっこいいプレイを満喫できる一曲です。

あと全曲ギターソロはやっぱサイコーです。
ニール・ショーンというギタリストの魅力・すごさを体感できるいい作品になっています。

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