Madina Lake / Attics To Eden

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2nd、2009年、アメリカ
ポスト・ハードコア
AmazoniTunes(Apple Musicあり)
★★★☆☆

「名曲」はあるけど「名盤」じゃない

「昔から興味があったけど新譜を買うお金は当時なかったからApple Musicを始めてからそういう昔の作品をたくさん聞いていきたいな」のコーナー(コーナーではない)。
当時愛読していたB!誌にもレビューが載っていて、「ジャケットもいいし買ってみようかな」と思っていたのだろうが結局ほかのアルバムに負けて買わずじまいだったのだろうこの作品。
Apple Musicってこういう作品を聴くためにあるといっても過言ではありません。

・・・で、この作品を聴き終わって「当時から無理をしてでも買えばよかった!」と思ったか、と聞かれると、そこまでではなかった、というね。

Madina Lakeはシカゴ出身の4人組。ボーカルとベースが双子(しかもイケメン)。
この作品のあと、その双子の片割れが路上で襲われている女性を助けようとして逆に暴漢に襲われ大けがを負うというイケメンすぎるエピソードにより一時活動休止。
その後3枚目となる「World War III」を2011年にリリースしますが、2013年に会えなくバンドは解散。
なんだか報われないですね・・・不憫。

やっているサウンドはポスト・ハードコア。
とはいってもスクリームは一切なく、どちらかといえばポップ・パンクに近いキャッチーなサウンド。
僕の大好物のゾーンです。
こういうサウンドが大好きだって自分でもわかってるのにあまりこのあたりディグしていないんだよなあ。
これからはたくさんしていくぞ~。

わかりやすいサウンドだけに曲がいいか悪いかは一聴しただけでわかってしまうのですが、そのクオリティの面でいえばある一定の線はクリアしているように思えます。
かといって最高峰のそれかと聞かれるとう~む、という感じですが。
言ってしまえば「one of them」感が否めないですね。
声質がめちゃくちゃユニークとか、演奏がめちゃくちゃうまいとかいうわけでもないので、オリジナリティもあるかないかでいったら「ない」です。

それでもシングルカットされた3曲を中心にとびぬけたキラーチューンが何曲か収録されているので、それだけで御の字です。

特にオープニングトラックである#1"Never Take Us Alive"はジャンルを代表する名曲と言ってもいいくらいのキラーチューン。

F1か何かのハイライトのBGMとしても使われていた気がします。どこかで聴いたことある。

その次に続く#2"Let's Get Outta Here"はめっちゃダンサブルでノリノリの一曲。
こういう曲大好物。サイコー!MV含めFall Out Boyっぽさが満点。


#8"Welcome To Oblivion"はとてもさわやかな雰囲気のポップな一曲。
特に何のひねりもないド直球といった感じで、センスの良さが感じられます、さすが。

そのほかにも(後半に向けて特に)サビとかで「おっ」と思わせるようなかっこいい曲がないわけではないですが、それでも全体を通してみれば「名盤」とはいいがたいかな、と思いました。
とはいえ、こういうサウンドが好きな人は聴いて損はありません。買う場合お金は減るけどね。

1stはもうちょいダークで方向性が違って、解散作となった3rdは結構評判がいいとWikiに書いてあったので、残りのアルバムもいずれチェックしたいと思います。

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