Rainbow / Down To Earth

downtoearth.jpg 
4th、1979年、イギリス
ハード・ロック
AmazoniTunes(Apple Musicあり)
★★☆☆☆

迎えた転換期

中学生か下手したら小学生のころ、実家にあった「Monster Of Rock '80」というカセットテープ(ビデオじゃないです)を見つけて、聴いてみたことがありました。
そしてそこで歌ってるボーカリストの声量に衝撃を受けました。
「こいつ、声デカっ!」っつって。
今調べてみたら動画がありました。これこれ。

このコールアンドレスポンスのところで声デカを感じたのを覚えています。
あとこのライブがコージー・パウエル(Ds.)脱退前の最後のライブだったようです。

そう、僕が衝撃をうけたこのボーカリストこそがグラハム・ボネット(Vo.)だったわけです。
今でこそハード・ロックのボーカリストとして知られていますが、もともとはソロで活躍していたらしく、ジャンルもロックからポップまで幅広く歌えた人のようです。
リッチーに目をつけられRainbowに加入したときにはもう32歳でした。

前作でロニー・ジェイムス・ディオが脱退し、コージー・パウエルもこのアルバムを最後に脱退してます。
そしてアルバムを聴けばわかる通り、完全にアメリカ市場を狙った音楽性にシフトチェンジしているのがわかります。
このアルバムがこのバンドにとって大きなターニングポイントになりました。

それを象徴するのが#5"Since You've Been Gone"

Russ Ballardというイギリスノシンガーソングライターが1976年に発表した曲のカバー。
クソほどポップですね。ね。
まあいい曲だけどね。
別にRainbowで聴きたいとは思わないけどね。

作風が作風だからコージー・パウエルのドラムも全然目立ってないし、そもそもサウンドプロダクションの面でドラムが引っ込んでしまってるからもうどうしようもない。
そんな彼が比較的目立ってる#3"No Time To Lose"#8"Lost In Hollywood"の2曲はまだかっこいいなと思いますが、そのほかの曲はなんだか総じてパッとしません。


ドン・エイリー(Key.)のソロもかっこいい。


唯一の疾走曲。グラハム・ボネットのボーカルもこういう曲でこそ輝くと思うんだけどなあ・・・
Alcatrazzの"Jet To Jet"しかり。
リフの裏拍でのキメがしびれる。

グラハム・ボネットというボーカリストをハードロックの世界に引きずり込んだという意味では歴史的な意義があるアルバムなのかもしれませんが、作品の質でいうとどうなんでしょうね。
あんまり手放しでほめられるような作品ではないように思えました。


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