The Darkness / Last Of Our Kind

lastofourkind.jpg
4th、2015年、イギリス
ハード・ロック
AmazoniTunes(Apple Musicあり)
★★☆☆☆+α

欠けている決定打

2012年に再結成を果たし3枚目となる「Hot Cakes」をリリースしていた彼らの、3年ぶりとなる通算4枚目のアルバム。
この「Hot Cakes」が個人的にかなり名盤だったため一気に好きなバンドになったのですが、いまだに解散前の2作品は聴けてません。クソザコかよ。

というわけで少なからぬ期待を抱いて聴き始めたこの作品。
「わーい!The Darknessの新作だ!今回もとにかくハッピーでロックンロールな作品が聴けるぞ~!!」

(1時間後)

「う~ん・・・う~ん・・・え・・・?」

(3時間後)

「あ、だめだこれ」

(1か月後)

「あれ?もしかして良い?」

(1か月と1日後)

「あ、やっぱだめだこれ」

うん、ダメでした今回。
ちょっと諸事情により最初に聴いてから1か月後にこの記事を書いているのですが、それまでにもう自分の中で評価がブレブレで。
ダメじゃね?いやでもこのバンドはかっこいいんだよ、駄作なわけがない、いやでもこれはさすがに、いやいや前半はよくね?ああいいね、でも後半酷くね?ってかんじで。
周りまわって出した結論は・・・

決定打に欠ける。

これに尽きます。
これほどこの作品についての評価を下すのに時間がかかり、かつ迷いまくったということは、もうこれに尽きると思います。
「良作!」とほめちぎるような決め手となるキラーチューンもなければ、「駄作!」と言い切ってしまうほどひどくもないという。
これは大駄作よりもタチが悪いですよ!反省しろ!!

前作ではほぼ全曲にあった「フック」が今回は激減しています。
ついつい踊りだしちゃうようなリフや口ずさんでしまうようなメロディ、繰り返して聴きたくなるようなキラーチューン、そういったものがこの作品では決定的に欠けています。
だから何回聴きなおしても途中で集中力が途切れてしまうし、ほかのアルバムと混ぜてシャッフルにしててもこのアルバムの曲になったら飛ばしてしまう・・・みたいなことが繰り返されるわけです。
ちゃんと向き合うことすら億劫なくらい中途半端な出来で、本当にタチが悪いったらありゃしない。

この音楽性自体は大好きなんですけどね。
タイトル「Last Of Our Kind」の通り、こういう音楽性でやっているバンドなんてほぼいないわけで。唯一無二の存在感は大好きなんですけど。
だからこそこういう中途半端な作品は作ってほしくなかったです。

だから決して全部が全部悪い曲、というわけでもなくて何曲かは「お、いいかも」みたいな曲もあるわけです。キラーチューンではないけれど。
そういう曲を何曲か。といっても冒頭3曲だけど。

#1"Barbarian"

1曲目。Led Zeppelin"Immigrant Song"をほうふつとさせるサビでの超絶シャウトがキモ。
幸先のいいスタートを切ったように見えたんですが・・・

#2"Open Fire"

疾走感のある曲でなかなか良い。「なかなか」良い。

#3"Last Of Our Kind"

「キラーチューン」という意味では、この曲がそこに一番近づけているような気がします。
少なくともこのアルバムでは一番お気に入りの曲ではあります。

上にも書いた通り、こういうバンドがいなくなってしまうのはさみしいのでこれからも活動はしていってほしいのですが、こういう作品が続くと、どうでしょう・・・



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