Black Sabbath / Black Sabbath

BlackSabbath.jpeg
1st、1970年、イギリス
ヘヴィメタル / ハード・ロック
AmazoniTunes(Apple Musicあり)
★★★★☆

ありがとう、といいたい・・・

世の中のありとあらゆるものには起源が存在します。宇宙はビッグ・バンから、生き物は一つの細胞から、そしてあなたは父親の精子と母親の卵子から。
もちろん音楽というものにも起源というものはあり、それぞれのジャンルにも起源があるわけですが。
ヘヴィメタルというジャンルの起源を語る時に欠かせないのがこのバンドでありこのアルバムです。

いやいやLed Zeppelinだ、いやいや何をいうてまんねんBlue Öyster Cultでっしゃろ、いやいや元をたどればThe Beatlesの"Helter Skelter"だべよ、といろいろ諸説あるのはわかっていますが、とにかくヘヴィメタルというジャンルが成立するかしないかという非常にクリティカルなタイミングで発表された作品であり、のちの時代のバンドたちに比類なき影響を与えたことは確かです。
そういった意味で、僕はまずこの作品に感謝の意を表したいです。ありがとう。ありがとう。

実際に聴いてみると、意外とフツーのハード・ロックなんだな、というのが第一印象。
ドゥーム・メタルやストーナー・ロックの創始としても名が挙がるこのバンドですから、ジャケットのイメージ通りの陰惨な雰囲気のサウンドなのかな、と身構えていたら意外とこの時代のハード・ロックの王道を行くようなサウンドで拍子抜け。
その色が出てくるのはこれからなのでしょうか。

それでもやはりオジー・オズボーン(Vo.)の独特な歌声や歌いまわしはこの時期から存在していて、逆に彼のこの声がこのバンドをほかのバンドから差別化することに成功させているのではないかと思いました。
この声が入るだけでほかのバンドよりはよりダークな雰囲気が出せています。
これでロバート・プラントのようなハイトーンのボーカリストだったら完全に晴れやかなハード・ロックですから。

個々の曲の話に移りましょうか。

#1"Black Sabbath"

全ての始まりの曲。
このアルバムの中では一番ダークで「ぽい」曲です。ドゥームらしさ満点のアヤシいリフからしてサイコー。
一気に引き込まれますね。
後半の盛り上がりも傑作。

#4"N.I.B."

このアルバムの中でも群を抜いて「ヘヴィメタルらしい」一曲。
力強いリフ、そしてめちゃくちゃかっこいいギターソロ、そして歌メロ、すべてがいちいちメタルっぽいんですよ。
ズバリ、名曲です。

このほかにもハーモニカが印象的なブルース・ロック#2"The Wizard"、ちょっと明るすぎて笑えて来るほどの#5"Evil Woman"などなど、とにかく歴史的名盤の名に恥じないほどのいい曲がたくさん詰まってます。
いや~、聴けてよかったです。


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