Pantera / Cowboys From Hell

cowboysfromhell.jpg
5th、1990年、アメリカ
グルーヴ・メタル / スラッシュ・メタル
AmazoniTunes(Apple Musicあり)
★★★★★

今のメタルがあるのはこれのおかげ

このジャケット、雑誌とかネットとかのサムネイルサイズで見るとかっこよさそうに見えたんだけど、実際よく見るとすげえ笑えるんだよな。笑

MetallicaMetallica」(1991年)を評した際に、「このアルバムがヘヴィメタルを絶滅から救ったという「神話」を作り上げることも可能」だということを書きました。
80年代までのメタルと、90年代以降のメタルを繋げる重要な一枚であることは間違いありません。

この「Cowboys From Hell」もその恩恵を受けたアルバムと言っていいでしょう。
リリースは1990年なんですが、Wikiによるとチャートインしたのは1992年。
そしてその1992年にリリースされた「Vulgar Display Of Power」でさらなる躍進を見せるわけですから、もうその影響は歴然。

しかし、このアルバム自体Metallicaに救われたものであるのと同時に、メタルを「救う側」に回っていったというのが興味深いですね。
5thアルバムにしてメジャーデビューアルバム、そして4thまでとは全く違う音楽性によってメタルの未来を切り開いたともいえる非常に重要な作品になったのです。
本人たちでさえ「真のデビュー作」と語っているのも頷けます。

ではその「メタルの未来を切り開いた」革新的な音楽性とは何なのか。それはこのオープニングナンバーにしてタイトルトラックにしてメタル史に残る名曲、#1"Cowboys From Hell"を聴けば一発でわかります。

イントロだけでわかる圧倒的な「グルーヴ」感。
スラッシュ・メタル的なリフドンシャリで耳触りサイコーのサウンドプロダクション、それにうねるように踊れるすさまじいグルーヴ、そしてハードコア的なボーカル
これこそが彼らの発明であり、彼ら以降のメタルバンドに進むべき道を示したたたえるべき功績です。

これ以外にも名曲がたくさんのこのアルバム。

#5"Cemetery Gates"

壮大なメタルバラード。
この曲ではまだ以前のアルバムで披露していたようなロブ・ハルフォード的な歌唱も披露していますね。
後半のボーカルとギターの掛け合いはすさまじい。

#6"Domination"

リフがサイコーで最強。これこそ「抜き」の美学ですね。

#7"Shattered"

刻みのリフが心地よい。一番Metallicaしている曲。

とにかく充実した1枚でした。必聴!!!


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