鎮座DOPENESS / T.U.B.E. EP

tube.jpg
1stEP、2013年、日本
ヒップ・ホップ
★★★☆☆+α

夏にぴったりの爽快なEP

もう毎日暑い。暑いったらありゃしない。
実家(青森)に帰ってきてるんですけど、それでも暑い。なぜかと思ったら実家にはエアコンがないんですね。買えばいいのに。
エアコンがないにしても暑すぎやしないか、と思ったら窓が閉まってやがる。なぜかと思ったら網戸が穴だらけなんだとさ。じゃあ直せばいいのに。
お前が買ってやれって?お前が直してやれって?そんなことするかよ。何でも他人任せな母親が俺は好きではない。

おやおや話が脱線。暑いって話ですよ。
これだけ暑ければ東京に戻りたくないですね。大学のみんなもみんなあちこち行ってるから集まるわけにもいかず、東京に戻ってもただクーラーが聴いた自分の部屋で一人黙々と作業するんだろうな。
・・・あれ?東京戻りたい。

おやおやまた話が脱線。暑いって話。
これだけ暑くて家にもエアコンがないってなるとドライブしたくなるね。車にはエアコンもついてるしさ。
そして鯵ヶ沢とか深浦のほうに海見に行きたいね。ピーカンの日に。
そしたらこの曲ポチっと流したいわけよ。

いい!
Ok!!Ee!!Ne!! あ、これこのEPの4曲目の曲名だ。いーね!!
夏と言えばRIP SLYME湘南乃風の時代は終わったんだよ!!そんな時代があったのかどうかも疑問だけど。
これからは夏と言えば鎮座DOPENESS!そんな時代が、・・・なわけねーよ。笑
って断言したら失礼だけど。このラップ「ブーム」次第ではありえない話ではない。

今回の記事ではこの「T.U.B.E.」っていうEPについて語ろう、というよりは鎮座DOPENESSというラッパーについて語ってみたいと思います。
これを読んで気になってきてしまった人はぜひこのEPを聞いてみてほしい。たった4曲だからすぐ次がほしくなるはず。

さて。
昨今の「フリースタイルダンジョン」からの流れでラップバトルにはまった人は絶対に通る道がありまして。
はまり始めて一定期間がたつと、必ず「鎮座DOPENESSが」「鎮座が」「鎮さんが」「鎮座VS晋平太が」「鎮座VS漢がさぁ」「鎮座VSPONYがね」「いやいや鎮座VS黄猿のほうが」とやたら鎮座DOPENESSを主語にして語りたがる。
そして二言目には「韻たくさん踏むラッパーもすごいけど、俺はフロウ派かな」と悦に入った表情でぬかしますよ。あたかも「おれ、もうそんな次元じゃないんだよね」みたいなバイブスで。
バーカ、それ今まで60万人は通った道だから!!かくいう俺も含めね。韻派とかフロウ派とかそんなもん無えから。

とにかくそんな一つの「現象」としても語ることのできるくらい有名で人気なラッパーがこの鎮座DOPENESS。
このプロップのわりに音源が極端に寡作で、どんだけ省エネなのよ鎮座さん、といいたくなる。
かといってシーンから消えてしまっているわけでもなくて、バトルに出なくなって久しくなった今でもシーンの第一線から一歩くらい引いたところをちょこまかしている。
だからこそ「自称日本語ラップ通」みたいな人に好かれるのかもね。思いっきりアンダーグランドでないし思いっきりポピュラーでもない。「サブカル」市場もらったりぃ!!

最近の主だった活動は「TOHYO都」のイベントに出たり、環ROYと一緒にあのスチャダラパーの名曲”サマージャム '95”をリメイクしたり。

これは見事なまでの完コピ。すばらしい。


近頃は暇な人がこういう動画を作ってくれるからうれしいね。
これを見ればこの人のフリースタイルのうまさがすぐにわかります。
ここであえて「バトルのうまさ」と言わなかったのは、正直この人はバトル向きじゃないと思うから。
フリースタイルはバカうまいんだけど、正直人をDisる能力で言ったらこの人に勝てる人はたくさんいると思う。
だから逆に言うとバトルに出てる大半のMCはライブで一人でフリースタイルやって金取ってみって言われたら多分無理だけど、この人ならいける。俺もこの人のフリースタイルライブとかあったら金払うし。

彼のラップはとにかく耳触りがいい。正直何を言ってるのかわからない部分が少なくない。フリースタイルでも音源でも。笑
でもとにかくビートに対するアプローチの仕方がえぐすぎる。
「ラップは打楽器」っていう考え方もあるけど、だとするとこの人が持ってるグルーヴってマジですごい。声も含め。これは練習してうまくなるものなのかそれとも天性のものなのか。
そういう意味で言えば今のバトルシーンで言うとCHICO CARLITOは鎮座っぽい、って言ってもいいんじゃないでしょうか。

このEPの4曲目に"Ok!!Ee!!Ne!!"という曲があるけれどこれはグルーヴのすごさの最たるもの。

(19:00~から)
パッキパキのトラックに鎮座のラップが乗ることで彼の独壇場。ブレイクの使いかたも100億点だし。
「リリック全然聞こえてないはず」って自分でも言ってますね。
それでも、彼のえげつないくらいのラップのうまさだけはよくわかる一曲。

フリースタイルであんだけうまいんだから音源でかっこよくないわけがないって話。
上で鎮座信者を揶揄するようなことを書きましたが結局はみんな鎮座好きだよ。俺も大好きだし。
だってこんなにラップの神様に愛されてる日本人もいないんじゃないでしょうか。


音楽・映画・本の感想をほぼ毎日更新中。Feedlyでの購読をお忘れなく! 
follow us in feedly 
↑クリック↑
スポンサーサイト

Comment

Leave a Reply


管理者にだけ表示を許可する