ペット

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2016年
監督:クリス・ルノー、ヤーロー・チーニー
劇場公開中
★★★☆☆

動物の可愛さ満載!(むしろそれしかない)

帰り道にペットを買ってしまわないように気を付けましょう。

<あらすじ>
犬のマックスは、ニューヨークで大好きな飼い主のケイティと最高のハッピーライフを送っていた。ところが、ケイティが大型犬デュークを新たに連れてきたことから、マックスの生活環境はガラリと変化する。マックスとデュークが何とか自分が優位に立とうと頑張っていたある日、ひょんなことから彼らは迷子になってしまい……。

最近動物の映画ばっか見てんな。
この勢いで「ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>」も見に行ってやろうか。
まあその中でもベストは「ズートピア」で決まりだとは思うんですけどね。仕方ない。
こないだ見た「ファインディング・ドリー」を思い出すような場面もいくつか。車を運転するところなんかまんまだったし。笑
でもまあこの作品はディズニー作品ほど志も高くないし、観客の我々もそれを知ってて見にいけるので、そういういい意味でのライトな雰囲気がいいですね。

去年の夏全世界を虜にした最強の愛くるしいムービー「ミニオンズ」、そしてたくさん笑えて最後にはほっこりする最強のアニメ映画「怪盗グルーの月泥棒」「怪盗グルーのミニオン危機一発」を制作しているイルミネーション・エンターテインメントの最新作。
これまた地元の映画館で吹き替え・2Dで見てまいりました。

これは「ミニオンズ」でもそうだったんですが、この映画も予告編がサイコー。見たいという気持ちをここまでくすぐってくる予告ってそんなにない。

そしてこれまた「ミニオンズ」でもそうだったように、このみんなが何度も見た(と思われる)予告編は本編でもほぼ同じようなシークエンスで、しかもごくごく序盤に消化される。
だから観客としてはこのシーンが終わった後「よし、ここからどうなるんだろう?」とずっと新鮮な気持ちで映画を見ることができるのです。
この辺は「ミニオンズ」から一貫してうまいですね、このイルミネーションは。

そして僕が見たのは吹き替え版。
主人公の小型犬・マックスを担当するのがバナナマンの設楽統。というところまでは予告編等で情報が得られるのですが、相方の日村勇紀がどの役なのかは劇場で上映される予告編等には出てきてなく、「日村さん、本当に出てんの?」とイジられるシーンもあったり。
ちゃんと調べればどの役でどういう立ち回りなのかはわかるんでしょうけど、バナナマンファンの皆さんにはぜひ調べずに劇場で見てほしいですね。
僕は日村の役が分かった瞬間に「まじか!!」となりました。ファンにはたまらない配役になってます。
僕にはもうバナナマンの二人にしか聞こえなかったのですが、バナナマンがやっていることすら知らずに見に行った友達は「最後に名前が出るまで分からなかった」と言っているので自然な仕上がりになっているんだと思います。
声優の仕事もこれからどんどん増えてくるかもしれませんね。
マックスの飼い主・ケイティーの吹き替えを担当している佐藤栞里もなかなか良かったです。初挑戦だったらしいけど。

さて、肝心の映画の中身ですが、正直。
トイ・ストーリー」のパクリペット版です!!!
ケイティをアンディに、ウッディをマックスに、バズ・ライトイヤーをデュークにすればハイいっちょ上がり。
マックスとデュークがどこか違うところに行っちゃって、ほかのみんながそれを探しに行く、っていうのもほぼ同じ。
だからまあ「トイ・ストーリー」が好きな人は気に入ると思いますし、と同時に「う~ん」ともなると思います。笑

でもまあそれを抜きにすれば(抜きにできるかどうかはあなた次第!!)、まあまあ楽しめる映画でした。

ペットがかわいいんだから許そうじゃないかと。
「ミニオンズ」もそのかわいらしさが唯一の武器、みたいな映画だったけれど、これもまあ言ってしまえばそのたぐいの映画。
でもそれだけで勝負できるっていうのはすごいですよね。
そのかわいらしさ、ペットを飼ってる人なら共感できる部分もあるんじゃないでしょうか。
でもそれ以上に、ペット飼ってない人に「ペット飼ってみたい!」と思わせる力がすごい。帰りペットショップ寄ったもん。まじで。

あと町の描写がすごいですね。
冒頭、Taylor Swiftの"Welcome To New York"をBGMにニューヨークの街並みがバアーっと広がっていくシーンなんか、ちょっと鳥肌立っちゃいました。
ペットの描写含め、最近のアニメ映画ってすごいよな~って再認識。

本筋の「マックスとデュークを取り戻す」というストーリーは、良くも悪くも既視感丸出し。
でもところどころ笑えるシーンもしっかりあって。あのウィンナー工場のシーンはサイコーでしたね。
ウィンナーが王国を作っていてフラダンスとかしてたり、ウィンナーが自分で歩いてマックスたちの口の中へ歩いていくっていう・・・子供向けの映画なのに大丈夫?っていう。
まあ面白いからいいんですけど。

そしてまるで当然のごとく続編が決まっているこの映画。そこまで「トイ・ストーリー」っていうね。
でも見に行っちゃうだろうな~。それくらいやっぱりキャラクターに魅力があったし。

「怪盗グルー」シリーズから「ミニオンズ」を経てこの「ペット」と、イルミネーションというスタジオの強みは十分すぎるくらい伝わってきましたが、同時に限界も見えてきました。
いつまでもこの「かわいらしさ」路線を続けていけばいつか必ず見てるほうは飽きてしまいますから。
ピクサーとかに本気で勝負を挑んでいくならどこかで脱皮することも考えたほうがいいのではないでしょうか?
「かわいらしさ」ではどこにも負けない、という強い自信があるなら別ですが。

でもまあ総じておすすめです!!


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