君の名は。

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2016年
監督:新海誠
出演:神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子
劇場公開中
★★☆☆☆

はいはい、好きな人は好きなんですね。

暫定ワースト1シット。

<あらすじ>
1000年ぶりという彗星の接近が1カ月後に迫ったある日、山深い田舎町に暮らす女子高生の宮水三葉は、自分が東京の男子高校生になった夢を見る。日頃から田舎の小さな町に窮屈し、都会に憧れを抱いていた三葉は、夢の中で都会を満喫する。一方、東京で暮らす男子高校生の立花瀧も、行ったこともない山奥の町で自分が女子高生になっている夢を見ていた。

人類は二つに分けられると思う。RADWIMPSに心酔する人と、しない人。
僕は確かに高校生のころ結構好きで聞いてたし、なんならDVDも2本持ってたりする。
でもその頃は他に聞いてた日本のバンドはONE OK ROCKマキシマム ザ ホルモン9mm Parabellum Bulletだけだったんだから察してくれ。
でも、メロディセンスや演奏のうまさは認めるにしても、その「独特」な詩世界には入り込めずにいました。いや、入り込んだふりをしていたのかもしれません。
自分が送ってきた青春からかけ離れすぎているっていうのもあるし。
まああまりにも揶揄されすぎてていまさらまっすぐ聞くことができないという点では不遇だなあと思いますが、その分「信者」もたくさんいるからバランスとれてんじゃない。
ものすごく遠回りにグダグダ言い訳がましいことを書いてしまったが、ともかく僕はいまRADWIMPSにすなおに心酔することはできないサイドの人間です。

で、この映画。RADWIMPSに心酔するサイドの人に向けて言いたいことはただ一つ。見に行け。君のための映画がそこにあるから。
うん。ここで読むのやめていいから。ウィンドウ閉じてスイカと金だけ持って家出ろ。最寄りの映画館行け。




・・・よし。「向こうサイド」の人はいなくなったな。
よし、「こっちサイド」のみんな!!どうだったかい???

俺は!!


よし、いうぞ。


この映画好きじゃねーぞ!!!

いや、別に単純にRADWIMPSの曲がかかるから嫌いなわけではないです。
むしろRADWIMPSの音楽はこの映画にすごくマッチしていたし、なんならこの主題歌自体は結構好きな部類の曲です。アルバムは買おうかな。

でも、音楽以外の部分がちょっとなんか嫌!!!(あいまい)

「夢の中で入れ替わってる」っていうのはまあいいんですが、そのルールがあいまいすぎて最後までこの物語の波に乗ることはできませんでした。
そう、そこがこの映画の致命的な欠点で、見る側が映画の側に合わせてあげなきゃいけないという点。
物語のすべてにロジックがない。最後の二人の邂逅のシーンも「なんでこうなったのか」という点が描き切れてないから盛り上がれるわけもなく。
一切そういう「説明・ロジック」的な部分を排しているのならまだいいのですが、そういう部分を一応描こうとはしている点が煮え切らずに何ともいや。

そんな薄っぺらいロジックで物語を作っているから、出てくる登場人物にも必然性がなく、薄っぺらいただの「記号」になってしまっている。
それが顕著なのが瀧くんのバイト先の先輩、奥寺さん。
あのタバコを吸うシーンなんかは本当に何の意味もないわ。本当に薄っぺらい演出。
RADWIMPSが今年「記号として」という曲を出していたのが伏線だとしか思えないほど、全編を通して演出に深みがない。ダメでしょこれは。

ただ、映像はキレイ。
これは本当にすごいレベルでキレイなんだから、まじで映像の方だけに専念してほしいもの。
このきれいな映像で素晴らしい脚本だったら日本の映画にし残るような名作がポンポンできそうですがね。
これがなまじっかヒットしている現状(おかしいって!!)では考えづらいことですが。

これをただ盲目的に「いい!」とか言ってる人のことは信用できません。
信者か。


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Comment

No title

おかしくしくないと思います
ドラマティックなボーイミーツガールモノが受けるのは当然です
あとは感情と感性に直接強く訴える感じでロジックは自分の頭で程度補完するか流すか
細かい記号で勘ぐったりして自分で考えろってところも多いです
なんていうか自分の「心」が生きてるか試された気分です

2016/10/20 (Thu) 19:23 | akakad #OEZKBdis | URL | Edit

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