X-MEN: ファイナル・ディシジョン

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原題:X-Men: The Last Stand
2006年公開
監督
ブレット・ラトナー(「ラッシュアワー」)
出演
パトリック・ステュワート
イアン・マッケラン(「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」)
ヒュー・ジャックマン(「リアル・スティール」)
ハル・ベリー(「チョコレート」)
★★★☆☆+α

最初の三部作、完結

これまでのところこれが一番面白かったです。お気に入り。

<あらすじ>
人間との共存を願うミュータントの組織「X-MEN」が弱体化する中、仲間を救うために死んだジーン・グレイが復活。その一方、ミュータントを人間に変える新薬“キュア”が開発され、ウルヴァリン、ストームら、ミュータントたちは究極の選択を迫られることになる。


1作目「X-MEN」(2000年)、2作目「X-MEN2」(2003年)に続く3作目にして初期3部作の完結編(っていう位置づけでいいんだよね?)。
前2作を監督したブライアン・シンガーが「スーパーマン リターンズ」の制作に専念するために製作途中で降板、「ラッシュアワー」(1998年)で知られるブレット・ラトナーが監督を引き継ぎ完成にこぎつけた作品。

前2作に比べたら描かれている情報量・ドラマ量がすごいことになってます
スコットとプロフェッサーXの死、ミュータント官僚の登誕生、ジーンの復活、「ザ・キュア」の登場、ローグの恋模様、アイスマンとパイロの同期対決、エンジェルの登場、そしてX-メンたちとマグニートー率いる「ブラザーフッド」の最終対決・・・
これほどの複雑に絡み合ったドラマを1時間40分で手際よく見せていく手腕が見事でした。頭がこんがらがることなくスッと理解できましたし。

特に最後の最終対決はよかったですね。僕こういう展開に弱いです。
お互いに知力と能力を最大限に使った総力戦。X-メンたちが横一列に並んで戦闘態勢に入るシーンとかはグッときましたね。彼らが背負ったものがそれまで十分に描かれているからこその興奮です。お見事。
また銃か、進歩がないな」「プラスチックか、進歩した
ウルヴァリン、お前には進歩がないな」「実は進歩してるのさ
と、マグニートーのさらに上を行く人間やX-メンたちの戦いっぷりが良かったですね。このセリフの繰り返しにもやられました。

あと、ところどころに笑えるシーンが入っているのが良かったです。やっぱり監督の影響なのでしょうか。
マグニートーを目の前に車のドアの鍵を閉める一家(そんなん無駄無駄!)とか、戦いながら講義を始めるハンク(そしてめちゃ強い)とかが印象に残ってます。
このテンポの軽妙さがいかにもアメコミって感じでよかったなぁ。

でもやっぱり突っ込みどころもあるわけで。
ジーンはチートすぎるとか、ジーンは結局何がしたかったのか?とか、プロフェッサーXが死ぬ場面がちょっと笑える感じになってるとか、結局X-メンは「キュア」に対して賛成なの?反対なの?とか。
そういう「なんとなく消化不良」な感じはこのブログを読んだらすごく共感しました。

とはいえ、個人的にはすごくすっきりと見れた作品だったのでここまでの3作の中では一番評価高めかもです。
あの「うお~~!え??動いた??いまそれ動いてませんでした???」みたいな「インセプション」ばりのワクワクエンディングや、エンドロール後のまさかの伏線回収込みで、「ニクいぜ~!!」って感じです。このこの。


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