Campanella / PEASTA

peasta.jpg
2nd、2016年、日本
ヒップ・ホップ
★★★★☆

泳いでるラップ

水を得た魚とはこのこと。

<まずこの一曲!>
#3”Indigo

"怒り鎮める休み休み あいつが嫌いであいつが好き"
女性ボーカルが入ってるトラック、間違いがない説。

最近愛知のMCがアツい。
もともとアツかったのかもしれないんですけど。個人的にめちゃくちゃアツい。
今年いまのところぶっちぎりでベストヒップ・ホップアルバム「Somewhere」をKID FRESINOと作り上げたC.O.S.A.、そしてバトル界で暴れまわっている呂布カルマ(音源もめちゃくちゃいいよ!)、そして今回取り上げるCampanella。
ディグりがまだまだ足りないのは承知ですが、まだまだやばいやつらがめちゃくちゃいそうな雰囲気が今の愛知県にはあります。

もともとこのMCを知るきっかけになったのは今度紹介する予定のSTUTSのアルバム「Pushin'」(2016年)に収録されていて、KID FRESINOと共演している”Furious”。

これがめちゃくちゃかっこいい。"流行りの罵り合い 全部ダセぇ"という歌詞がありますがCampanella自身ちょこちょこバトルにも出ているようです。揚げ足取りとかじゃなく、純粋なインフォメーションとして。

そして僕が注目し始めたところでアルバムリリースということでチェックしてみました。ソロとしては2枚目ということになるようです。
客演は先ほど名前が出たC.O.S.A.と、NERO IMAIが#6"Shoo-in"に参加しているだけ(めちゃくちゃかっこいい)、ビートもRAMZA(「Somewhere」にも参加してました)とBabyroniaの二人だけと、非常に「個」に重気が置かれている作品になっています。

彼のラップは3Dです。飛び出して聴こえる。
ビートはチルアウトをとおりこしてアンビエントに聴こえることもしばしば。
空間にまで気を使ったトラックメイクにフロウ、時には声のエフェクトも駆使し、まさにビートの中を「泳ぐ」ようにラップする。その泳ぎは人間とかじゃなくて、海で生まれ育った魚そのもの。顔もちょっと魚っぽい。笑
という冗談はさておいて、とにかくラップがめちゃくちゃうまいです。これは間違いない。ずば抜けてます。
#4"Birds"

"0聞いて10を知る"
このビートをここまで乗りこなすとかえぐすぎる。タイトルがタイトルなだけにビートの中を「泳ぐ」というよりも「飛んでいる」という表現もできるかも。
#7"Black Suede"の緩急をつけたフロウもすごすぎる。サイコー。

リリックはかなり内省的で生活感あふれる、これまた「個」の世界観。
アルバムの実質的なラスト曲#11"YUME no NAKA"は特にいいですね。
とにかくイキフンがめちゃくちゃいい。だから聴いてみて。笑
ここから更なる高みへ向かっていくCampanellaが想像できるような、非常にアルバムの終わり方としては良い。
あのCorner目指してDrive 何かを待ってる」という詞でアルバムは幕引きを迎えます。
「あのCorner」とは。「何か」とは。

これからがもっともっと楽しみになる1枚です。
ホントこの年代のラッパーでバトルとか出てない人がどんどんいい作品を出していきますね。いいですねえ。


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Comment

コメント

ところで外付けHDDは 復活したのでしょうか?

2016/11/07 (Mon) 20:04 | 千葉の読者 #- | URL | Edit
Re: コメント

> ところで外付けHDDは 復活したのでしょうか?

結局復活しませんでした・・・Apple Musicにないものはまた借りなおさないとですね・・・バックアップはこまめに取りましょう。笑

2016/11/10 (Thu) 08:45 | いが #- | URL | Edit

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