Frank Ocean / Blonde

blonde.jpg 
2nd、2016年、日本
R&B / ポップ
★★★★★

これでこういう音楽の良さが分かった

私はポップミュージックの大ファンではない。
最初にハマったのはヘヴィメタル。今では軸はヒップホップ。なぜかこの両極端(なのか?)の音楽にどっぷり浸かって生きてきた。
2016年はそんな自分を省みて、Apple Musicも導入したことだし、ロックでもヒップホップでもない音楽も聞くぞ!と意気込んでいた。

しかし、まあわからない。
Siaのよさもわかる。Adeleもわかる。Meghan Trainerもまあわかる。
でも、RhianaDrake、わからない。
どうやら自分は黒人のポップミュージックと相性が悪いんじゃないか。そう思っていた今日この頃。

ふと蓋を開けたこのアルバム。
一聴した感想は「やっぱりダメ」。
こういうミニマルな世界観の作品よりも、やっぱりわかりやすく感情を声に乗せて叫びまくるAdeleとかSiaの方がいいよ!やっぱ俺には無理だ。
やはり黒人のポップミュージックにはなにか物足りなさを感じてしまう。
でもこういうアルバムが世間の音楽好きには高く評価されている。なんでだ。なんでだろおおおう。

どうやら僕は難しく考えすぎていたようだ。
「何か物足りないなら、そのその『物足りなさ』を楽しめばいいじゃない」
僕の中のマリー・アントワネットが目を覚ました。
ポップミュージックとはそういうジャンルなのだ。

そりゃそうだ。こういう音楽では物足りなくなってきた人たちがヘヴィメタルやヒップホップという音楽を始めたのだから(暴論だが)。
「中道」をいうポップミュージックとはこうあって当然だと。
そして、特にこういうミニマルなサウンドというのは、最先端でトレンディなのだ!!

最後の一言は僕の印象でしかないが、ろくにポップミュージックの歴史も知らなければ経験値も低い僕にとっては、こういう浅〜い思い込みでも十分なのだ。
目の前の作品がより楽しんで聞ければそれで十分なのだ。

では、なぜ僕は今になってその事実に気がついてしまったのか。そう思い込むに至ったのか。そこには一つの理由しか考えられません。
それはこの作品がかなり高い完成度を持っているから。僕みたいな門外漢すら振り向かせるような圧倒的な説得力を持っているから。それで終わらせたい。てか終わらせます。

2017年はこんな「いいものはいい」で終わらせるレビューが出てこないように、しっかりポップミュージックも聴いていきたいものです。




音楽・映画・本の感想をほぼ毎日更新中。Feedlyでの購読をお忘れなく! 
follow us in feedly 
↑クリック↑
スポンサーサイト

Comment

Leave a Reply


管理者にだけ表示を許可する