闇金ウシジマくん

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2012年公開
監督
山口雅俊(「闇金ウシジマくん」シリーズ)
出演
山田孝之(「電車男」「何者」)
大島優子(「疾風ロンド」「紙の月」)
林遣都(「荒川 アンダー ザ ブリッジ」)
新井浩文(「葛城事件」「モテキ」)ほか


<あらすじ>
ギャンブルにハマった母親の借金を背負い、カウカウ・ファイナンスを営む丑嶋の容赦ない取り立てに追われる未來。出会いカフェで働くようになった彼女は、簡単に稼げるのならば体を売ってもいいと考えるように。一方、イケメンダンサーを集めたイベントを企画し、彼ら目当てに集まる女性たちから金を巻き上げる純は、丑嶋によって資金調達の道を閉ざされたことを恨んで復讐を決意する。

とうとう見始めてしまいましたこのシリーズ。
最初のドラマシリーズを見終わったところで、この映画第1作目を見ました。
「1 Month 1 Year」の原則はこういう続き物で見なきゃいけないものには適用されません。今決めた。

正直言って最初のドラマシリーズはかなり安っぽい作りになっていて、山田孝之演じる丑嶋の存在感だけが浮き出てしまっている状態で(それはそれでいいんですが)、周りのキャラクターが薄っぺらくなっています。
それはおそらく演者の演技というよりは演出の問題で、漫画の中では許されるようなフィクショナルなキャラクター(薄っぺらいともいう)がこれまた漫画のなかでしか許されないようなわかりやすいセリフをどんどん言っていくもんだから、見てらんないみたいな部分も数知れず。
そう考えるともともと無口な丑嶋が実写で映えるというのも頷ける話。

で、この映画1作目なのですが。
監督がこのドラマ版の演出も務めていた山田雅俊ということで、最初から悪い予感はしていたのですが、まあ決して良い出来ではないですね。

30分のテレビドラマを4本立て続けに見ていいるような編集のテンポの悪さがもはや致命的。無駄なカットも多いし、一個一個が無駄に長かったりと。非常にだれる。
脚本にも無理があって、あれだけ好き勝手に動かしていた登場人物たちを最後に一つのストーリーにまとめようというのが丸見えで、肉蝮なんてほんとに何の必然性もなくどこにでも現れるし、それでいて最強だからたちが悪い。

丑嶋社長が逮捕されて、その釈放のために「シャバ」の人間たちが奔走する展開は個人的には好きなので大筋は楽しめたんですが、そういう脚本の甘さや編集のダレが魅力を半減してしまっていたので非常に残念と言わざるを得ません。

山田孝之をはじめカウカウファイナンスの面々はドラマから非常に息もぴったりでそれぞれの存在感もあってよかったと思います。
物語の中心的な役割を担う大島優子も決して悪くない演技っぷり。
というか演出がダメすぎてはっきりって演技の下手さがあまり目立たない作品になっているんですけどね。

キャラクターの魅力だけで十分見れるシリーズなので、早速続いてドラマの第2弾を見進めたいと思います。


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