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Arto Lindsay / Cuidado Madame

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7th、2017年、アメリカ
アヴァン・ポップ



2017年の新譜一発目はこのよくわかんないおっさんの作品。
なんでも13年ぶりのオリジナルアルバムらしく、一部の音楽ファンの間ではかなり「アツい」作品らしい。

この書き方でわかると思うが、僕はこのアート・リンゼイという人物について何一つ知らない。
昔はDNAというパンクバンドを率いていたとか、坂本龍一やコーネリアスなど日本のミュージシャンたちとも交流があるとか、Wikiで調べたような知識しか持ち合わせていない。

でも、はやく、いちはやく2017年リリースの新作を聴きたいというはやる気持ちが僕にこのアルバムをクリックさせた。
記念すべき新譜1発目だからとかそういう考えはなかった。外れでもいいや、そんな軽い気持ちでこの作品にたどり着いたのである。

そしたらどうだ。なんだとてもヘンテコで、それでいてステキな音楽じゃあないか。
ジャズ、ボサノヴァ、テクノ、何でもあり。おいおいギタリストだっていうのにギター色全然強くないじゃないか。そんなの関係ない。とてもステキだった。
中でも彼のルーツであるというブラジルのスパイスが見えるところがいい。
古いも新しいも、アコースティックもデジタルも、全部ないまぜにしたコラージュのような音楽。
かっこよくて、美しくて、醜くて、うるさくて、静かで、キャッチーで、とらえどころがない。
音楽を掲揚する際に使う形容詞のほとんどが当てはまる、記号で言ったら完全な円のような、ある意味でど真ん中な作品。

このアルバムが2017年の1発目ということ自体が奇跡のようにさえ感じられる。
世の中にはこんなにいろんな音楽があって、こんなにも音楽は自由で、面白いものだというものをこのおっさんに思い出させてくれたような気がします。

2017年の音楽、その幕開けにふさわしい素晴らしい作品でした。この作品を超える作品がいくつ出てくるのか、今年という1年が楽しみになってきました。




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